コンテナ型菜園「シェア畑garden なんばOCAT」が6月2日、なんばOCAT（大阪市浪速区湊町1）屋上庭園に開園した。運営は農業ビジネスを展開する「アグリメディア」（東京都目黒区）。

開園日の様子

　2021年9月、千葉県で開園し、7カ所目となる同園は関西初開設。都市部でも開設できる貸し農園サービスで、利用者は区画分けした大型プランター（1区画＝2平方メートル）を自分の畑として契約し、手軽に野菜を作ることができる。

　約700平方メートルの農園に129区画を設け、農具や種、水道設備など栽培に必要な物を備える。菜園アドバイザーのサポートで家庭菜園の経験がない初心者でも週に1回の来園で野菜を育てられるといい、利用者は年間を通して、ミニトマトやイチゴなど10～15種類の農作物を栽培できる。

　同店農園マネジャーの小山詩織さんは「都会でも、野菜づくりのうれしい瞬間や新たな発見に出合ってほしい」と話す。

　営業時間は9時～17時まで。1区画当たりの月額利用額は1万400円。