「まちごと万博カーニバル」が11月30日、なんばパークスとなんばシティに面する通り「なんばカーニバルモール」(大阪市浪速区難波中2)で開催される。
主催は、広告制作会社「人間」(大阪市西区)などで組織する一般社団法人「demoexpo」。同法人は「EXPO TEAM CAMP 2022」「EXPO酒場プロジェクト」などをこれまでに開催し、万博までの機運を有志で盛り上げる活動を行っている。「まちごと万博カーニバル」は11月30日がちょうど大阪・関西万博の開幕500日前となることから企画した。
イベントはトークショーと夜市で構成。トークショーでは、大学教授や建築家、紙芝居師、アーティストなどが、万博に向けた思いや活動についてツアー形式で語り合う。夜市ではDJイベントやモルック体験、「なんばナイトツアー」、若手建築家による万博の会場施設展示のほか、ブラジル料理やチュロスなども提供する。
「人間」の花岡洋一社長は「2025年に大阪から世界に熱狂を起こすために、ヤバい人たちが楽しく暴れまわり、多くの企業や団体が巻き込まれ、街から新しいことを仕掛けていく。私たちはそれにより、(いい意味で)ヤバい万博が開催され、そこからおもしろい街が生まれていくことになれば」と話す。
大阪・関西万博に向けてなんばエリアの価値を高めようとさまざまな企画を展開する南海電鉄も同イベントに出展。同社グレーターなんば創造部課長補佐の福井良佑さんは「昼夜問わず、街全体がステージになり、誰もが演者になれる風景作りを目指している。多種多様なブースが出展するので、楽しめる企画が見つかるはず」とアピールする。
開催時間は、トークショー=15時~18時、夜市=18時~21時。