大丸心斎橋店南館（大阪市中央区心斎橋筋1）1階階段スペースに11月15日、フォトスポットが設置された。

踊り場のフォトスポット

　訪日客（インバウンド）がターゲットの中心となる南館にエンターテインメント要素を加えようと、営業推進部インバウンド担当の姜超（きょう ちょう）さんが企画。場所は本館と南館をつなぐ清水町通りに面した入り口近くで、1階階段横の壁面に1カ所、中2階に2カ所のフォトスポットを設ける。

　指定の場所に立ってスマートフォンで撮影すると恐竜が飛び出ているように見える目の錯覚を利用した作品を壁面に貼る。恐竜をテーマにした理由について姜さんは「大阪の名所を扱うものなども考えたが、当店の一部の場所で使われている大理石には化石が含まれている。化石つながりで恐竜をテーマにしたら面白いのではないかと考えた」と話す。「心斎橋は梅田や難波に比べリピーターが少ないのが特徴。今後もいろいろなエンターテインメント要素を仕掛け、心斎橋を再訪するきっかけづくりができれば」とも。

　営業時間は10時～20時。