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浪速区で障害者モデルと服飾学生によるファッションショー

ヴォートレイルファッションアカデミーとモデルのRikiさん

ヴォートレイルファッションアカデミーとモデルのRikiさん

 浪速区の複合施設「YOLO BASE」(大阪市浪速区恵美須西3)で10月3日、障害のあるモデルと服飾を学ぶ学生が共同で衣装を制作・披露する「第4回アダプティブファッションショー2026」が開催された。

京都女子大学山根さんとモデルのSakiさん

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 アダプティブファッションは、障害や体の状態に合わせて「服の方を人の体に合わせていく」という考え方。日常的に着替えやすさを優先したジャージーなどを着ることが多い重度障害者に対し、着やすさと美しさを両立させ、おしゃれを楽しむ選択肢を広げることを目指す。

 4回目を迎えた今回のショーのテーマは「アートを装う」。障害のあるアーティストが描いた絵画を服のデザインに取り入れ、学生とモデルが企画当初から対話を重ねて仕立てた衣装を披露した。ショーには京都女子大学をはじめ、国際ファッション専門職大学、ヴォートレイルファッションアカデミー、大阪成蹊短期大学、徳島文理大学、上田安子服飾専門学校の学生が参加。ステージでは、照明や音楽に合わせてモデルと制作を担当した学生がペアを組み、笑顔でランウエーを歩いた。

 日本アダプティブファッション協会の三田深愛さんは「車いすを使う人に対して『大変そう』『気を使わなくては』という第一印象を持たれがちだが、そうではなく『おしゃれな人だな』と感じてもらえるようにしたい。実用的な服だけでなく、おしゃれを楽しむことで当事者がアクティブに、明るい気持ちになってもらえれば」と話す。京都女子大学4年の山根結衣さんは「約3カ月間施設に通い、モデルの人と対話を重ねて衣装を作ってきた。車いすに座った状態でもきれいに見えるよう工夫を凝らした。誰もがおしゃれに着こなせる服作りの難しさを実感するとともに、形にできて本当に楽しかった」と振り返った。