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なんばウォークにガイドと旅行者つなげる拠点 地元店との交流促進目指す

店には日常英会話が可能なガイドが常駐

店には日常英会話が可能なガイドが常駐

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 ガイドサービス「Osaka JOINER」(大阪市中央区千日前1)が3月25日、なんばウォーク3番街にオープンした。運営は大阪メトロアドエラ(大阪市西区)。

お好み焼き店で交流を楽しむ様子

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 「Osaka JOINER(オオサカ ジョイナー)」は、3、4人のガイドが常駐する拠点。ガイドは、来店した外国人観光客から「大阪ならではグルメ体験をしたい」「地元の人と交流したい」などの要望を聞き取って立てた食べ歩きやバーホッピングツアーなど2、3時間のローカルなガイドツアーに同行し通訳を行う。料金は1人7,000円。要望は店頭のほか、インスタグラムやチャットツール「WhatsApp」でも受け付ける。

 ガイドツアー先は、同サービスと提携するなんばエリアの飲食店、土産物店、小売店など約200店舗から選定。外国人観光客を取り込みたいが、普段は言語の障壁などがあり不十分な受け入れ態勢になっている地元店を中心に提携する。

 ガイドは現在、日常英会話ができる約20人が在籍。4月から大学4年生になるという女性は「カナダに1年間留学していた。日本にいても英語を話せる環境に身を置きたいとガイドになった。自分も楽しみながら、旅行者にいい思い出を作ってもらえるようなきっかけを提供できれば」と話す。

 同サービスプロジェクトリーダーの吉田瑛仁さんは「観光客のみならず、長期間日本に滞在している外国人にも利用してもらい、ローカルな深いニーズに応えたい。地元の人と連携して大阪を盛り上げられれば」と話す。

 営業時間は10時~21時。

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