妖怪やお化けが集まる「なんか妖怪展」-南堀江「ギャラリーホック」

ギャラリーは、「妖怪展」にちなんで照明をわざと落としているという

ギャラリーは、「妖怪展」にちなんで照明をわざと落としているという

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 京田クリエーションが運営する「Gallery hokk(ギャラリーホック)」(大阪市西区南堀江3、TEL 06-6535-1653)」は7月17日より、妖怪キャラクターなどを展示する「なんか妖怪展」を開催している。

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 同展は、同社のデザイナーたかいよしかずさんと村田桃香さんの共同企画。たかいさんがライフワークとして制作しているオリジナルキャラクター「妖怪もどき」を描いた掛け軸や、挿絵を担当する児童書「怪談レストラン」(童心社)を展示するほか、村田さんが筆ペンを使用し、細かいタッチで描く「大妖怪絵巻」を紹介する。

 「怪談レストラン」は、今年で発刊から10周年、600万部の売り上げを記録する児童書で、同書のキャラクター人形も展示している。「どれだけ作品に気持ちを入れられるかを大切にして、制作に取り組んでいる」というたかいさんは、作品に対する思い入れも深い。また「怖い」だけではなく「かわいさ」「面白さ」を表現することにもこだわり、「大阪人らしく面白い」キャラクターがそろっている。

 村田さんによる「大妖怪絵巻」は、「自由な発想をするために下書きをせず、直接描きながらイメージしていった」という。今回が村田さんにとって、初めての展覧会。「この展覧会は自分にとっての『挑戦』だった。今後もっと幅広い作品を制作し、たくさんの人に見てもらいたい」と話す。

 たかいさんは、「『ギャラリー』といえば、まだまだ入りづらいイメージを持つ人も多い。これからは、近所の人が気軽に立ち寄り、楽しんでもらえるような企画をしていきたい」と意気込みを見せている。

京田クリエーション怪談レストラン

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