新町・大阪木材会館で参加型ミステリー劇-観客も推理に参加

劇団P・T企画が上演する観客参加型の「ミステリー名作選」シリーズ

劇団P・T企画が上演する観客参加型の「ミステリー名作選」シリーズ

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 劇団P・T企画は10月8日より、大阪木材会館(大阪市西区新町3)で「ミステリー名作選Vol.25『動物園の暗号』」を上演する。

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 同同公演は、同劇団の観客参加型演劇「ミステリー名作選」シリーズの最新作。ミステリー小説家、有栖川有栖さんの同名の短編小説を舞台化する。観客はまず「事件現場」を演出する約30分の「問題編」に参加。その後、約10分の推理時間に解答用紙に自分が推理した内容を記入した後、約20分の「解答編」で事件の謎が明かされるもの。正解者にはプレゼントを進呈する。見どころについて、同劇団制作担当の丹原さんは「路線図が必要になってくる今回の謎では、ミステリーファンだけでなく、鉄道ファンにも楽しんでいただける」と話す。

 同劇団は1997年結成。2003年からは劇場での本公演と並行して「ミステリー名作選」シリーズを開始。劇場ではなくバーや会議室で、観客参加型の公演を行っている。昨年9月に同会館で上演した「ミステリー名作選Vol.22『不在の証明』」は11ステージで661人の観客を動員。丹原さんは同シリーズの魅力について「劇場でない空間を生かし、より臨場感を大事にしている」と話す。

 開演時間は、木曜・金曜=19時~、土曜・日曜・月曜=13時~・16時~・19時~、火曜=19時~。料金は、前売り=2,500円、当日=2,800円。10月13日まで。

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