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兄弟デュオ「遊吟」、南船場の飲食店で初のライブ-島根つながりで実現

オーナーシェフの福井さんと遊吟の2人

オーナーシェフの福井さんと遊吟の2人

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 大阪・南船場のカジュアルレストラン「ランチ&ディナー グレース」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6227-8339)で4月30日、男性デュオ「遊吟(ゆうぎん)」が初のカフェライブを開いた。

遊吟初のカフェライブの様子

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 島根の食材を使った料理を提供する同店。オーナーシェフの福井茂さんと遊吟の2人が共に島根出身ということからカフェライブが実現した。遊吟の2人は、新曲「カラフル」のほか、「道しるべ」「Still」を合わせた3曲を披露。曲が始まると来店客から手拍子が起こるなど、カフェライブならではの盛り上がりを見せた。MCでは、上京して不安だった気持ちや、枠にとらわれず音楽を楽しむという前向きな気持ちを明かした。福井さんも「出雲弁でしゃべって!」と声を掛けるなどし、会場を和ませた。

 遊吟の2人は「マイクを通さず地声で歌うのは初めてだった、お客さんとの距離が近く、とても楽しく歌うことができた」とカフェライブの感想を話した。島根は「都会とは違い、自然がたくさんあり、まさに大地が作ったものということを感じられる場所」と紹介。島根県大田市で90年続いた老舗料亭を閉め、今年2月、大阪に心機一転レストランを出店した福井さんに向けて、「明るくて、気さくで、島根の父という印象。同じ島根出身として、諦めずに続けていってほしい」とのエールを送った。

 福井さんは「ライブをしてくれて本当にうれしい。どの曲も、前向きな歌ばかりで、まさに自分の気持ちを歌ってくれているようで、勇気をもらった。これからも応援しています」と目を細めた。

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