高島屋大阪店「新本館」は2011年春-来年春に第1期オープンへ

高島屋大阪店のイメージ。左側のガラス張りの建物が2010年3月にオープンする増床部分。

高島屋大阪店のイメージ。左側のガラス張りの建物が2010年3月にオープンする増床部分。

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 高島屋は10月9日、現在増床・改装工事を行っている大阪店の「新本館」を2011年春にグランドオープンすると発表した。これにより売り場面積は現在の約1.4倍となる。

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 高島屋大阪店では現在、本館東側部分の事務用棟だった建物を取り壊し、新たに「TE館」を建設している。既に第1期工事でTE館の南側半分が完成しており、現在は第2期工事として北側半分を建設している。既存の本館とTE館とは各フロアで接続し、全体を「新本館」として一体運営する。これにより同店の総売り場面積は、現在の5万6,000平方メートルから7万8,000平方メートルへと約1.4倍に拡大する。

 2011年春のグランドオープンに先駆け、まず2010年3月に第1期オープンとして、TE館部分がオープンする。TE館は地下1階、地上9階の10フロア、2万2,000平方メートル。地下1階が食料フロア、1階~5階が婦人ファッションフロア、6階が子ども向けフロア、7階~9階がレストランフロアとなる。

 婦人ファッションフロアは従来の年齢別構成をやめ、「志向や価値観を軸に再構築」(同社)し、20代前半をターゲットにした商品を充実させる。2階フロアは東館と一体接続し、西日本最大級(5,000平方メートル)のラグジュアリーゾーンとなり、フェラガモ、フェンディ、ブルガリ、ディオールなどが出店する。上層階のレストランフロアは7,400平方メートルに30店舗が出店、「ナイトダイニングの強化」「多様なオケージョンへの強化」「安心で便利なレストラン街の進化」を重視する。

 既存本館部分も順次改装工事を行い、2010年秋に第2期オープン、2011年春にはグランドオープンとして、7万8,000平方メートルが全面開業する。

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