小山薫堂さんのたこやき店で「早食い」イベント-入社試験の課題で企画

「売上げアップ」目指し奮闘する塩崎雄一郎さん。自作トレーナーを着用

「売上げアップ」目指し奮闘する塩崎雄一郎さん。自作トレーナーを着用

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 「なんばこめじるし」のネーミングとプロデュースを手がけた放送作家の小山薫堂さんがプロデュースするたこ焼き店「たこやきらぼ」(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6644-2663)で3月20日、「しおざきオリンピック たこやき早食い選手権」決勝戦が開催される。

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 企画するのは、元NOVA社員で同店スタッフの塩崎雄一郎さん。塩崎さんは現在、小山さんが代表を務める「オレンジ・アンド・パートナーズ」の入社試験中で、「1カ月で『たこやきらぼ』の売り上げアップ」という使命をクリアするために日々奮闘を続けている。開催期間は2月20日~3月20日で、最終日に決勝戦を行う。

 イベントは、新メニューの「黒塩たこ焼き」18個を早食いし、塩崎さん自身の記録1分58秒を上回ればたこ焼きの料金は無料、下回れば18個分の料金を挑戦者が支払うもので、タイムを競い20日に決勝戦を行う。たこ焼きは出来たての「熱々」で、飲み物は1杯の水のみ。ねぎも完食しなければいけないという。「まだ参加者が少ないので、気軽に挑戦してもらいたい」(塩崎さん)。そのほか塩崎さんとビールの早飲みを競う「ビール早飲み競争」も。

 塩崎さんは、転職活動中にフリーペーパーで小山さんを見かけ、入社希望のメールを送信。後日突然電話がかかり、その後行われた面接で入社の条件として告げられたのが「売り上げアップの任務」だったという。現在、塩崎さんはイベント企画や接客のほか、なんばパークスで店舗のPRを行ったり、メディアへ取材依頼を行うなど、アイデアを絞り走り回っている。「ただ今1カ月入社試験中 あと○日」とプリントした自作のトレーナーを、勤務時間や通勤中、外出時にも着用するというユニークなアピールも。

 「スタッフとお客さんの距離が近くアットホームなのが当店の魅力。試験期間もあと少しだが、魅力を生かしたイベントで店を盛り上げたい」(同)。「ものづくりが好きで、クリエーティブな仕事がしたい。この会社は自分の創造力を生かせる場だと思うので、ぜひ入社したい」とも。

 営業時間は、月曜~金曜=15時~23時、土曜・日曜・祝日=11時30分~23時。

なんばCITY南館の新飲食ゾーン「なんこめ」開業で記者発表(なんば経済新聞)「たこやきらぼ」店内の様子(関連画像)塩崎さんのブログたこやきらぼ ブログたこやきらぼ(ぐるなび)

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