なんばCITY南館の新飲食ゾーン「なんこめ」開業で記者発表

記者発表の様子。総合プロデュースを担当したケイオスの澤田充さん(右から2番目)、放送作家の小山薫堂さん(右)らが出席した。

記者発表の様子。総合プロデュースを担当したケイオスの澤田充さん(右から2番目)、放送作家の小山薫堂さん(右)らが出席した。

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 南海都市創造(大阪市中央区難波5)は6月26日、翌27日に「なんばCITY」南館に新飲食ゾーン「なんばこめじるし」を開業するのに先立ち、プレス向けに記者発表と内覧会を行った。

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 隣接する「なんばパークス」内のパークスシネマで行われた記者発表には、南海都市創造の小柳信明取締役のほか、総合プロデュースを担当したケイオスの澤田充代表と、ネーミングとプロモーションを担当したオレンジ・アンド・パートナーズの小山薫堂代表らが出席した。

 同ゾーンが立地する場所は、「なんばパークスの隣にありながら、開発計画がなかなか定まらずにエアポケットになっていた場所」(小山さん)だった。同社がケイオスに開発計画を持ち込んだところ、「難波の南の端なので、なかなか大変な仕事になると思った。地元では知られていても、世間にはまだ名前の通っていない『店力(みせりょく)』のある店を発掘するために、昨年夏から南海沿線の店を中心に413店舗を回って試食した」(澤田さん)。

 記者発表に先立ち、同ゾーンを舞台としたテレビドラマ「なんこめ満腹物語」(6月29日深夜0時24分から朝日放送でオンエア)の試写会が行われた。澤田さんが、放送作家である小山さんに施設のネーミングとプロモーションを依頼したところ、「このプロジェクトの開発ストーリーがドラマチックだと感じた」(小山さん)ことからドラマ化を発案し実現したもの。「いろいろなメディアがあるが、最後に生き残るのは『魅力的な場所』。メディアの1つを作るような気持ちで『なんこめ』を作った。今回のテレビドラマ化で、メディア同士の化学反応を期待している」(小山さん)とプロデュースのいきさつを語った。

 同ゾーンのコンセプトは「地元の人たちが日常的に使いこなし、愛される路面店が集まる街」。本店移転や2店舗目出店(支店初出店)を中心とした12店舗が集まる。難波周辺のサラリーマンやOLをターゲットとしており、初年度の売り上げ目標は6億円。

南海都市創造なんこめドットコム関連記事(なんば経済新聞)-なんばCITY南館に「なんばこめじるし」

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