「心斎橋オーパ」(大阪市中央区西心斎橋1)の地下2階フロアが9月16日、リニューアルオープンする。
1994年開業の同施設。レディス、メンズのコンサバ系ブランドや、高級ブランド、高級レストランなどを展開し、渋谷系グラマラスファッションの急進により、関西エリアでの「グラマラス系に特化したファッションビル」としても知られる。
その後、ファッショントレンドの変化、購買スタイルの変化などを背景に、アパレル比率の高い店舗構成から、雑貨、カフェ、ホビーなど、幅広いジャンルの店舗構成へと変化を続けている。今回リニューアルする地下2階フロアは、もともとヤングカジュアルフロアだったもので、今回のリニューアルにより、ターゲットを「トレンドに敏感な20~30代の女性」に変える。
「TAMARI-BA」をコンセプトに、フロア中央にコンセプトの象徴となる円形のレストスペースを設置。その周囲に、「手軽」「オシャレ」「おいしい」「楽しい」「便利」「気が利いている」「ちょっと助かる」「ちょっと幸せ」をキーワードにした、スイーツ、オーガニック食品、ベーカリーなど11店が出店する。フロア面積は813平方メートルで、うち423平方メートルを改装する。
全国初出店する「yamabiko BAKERY(やまびこベーカリー)」は、山形のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフをプロデューサーに迎え、関西でレストランを多数展開するオペレーションファクトリーが出店する。日本各地の素材を使った「農家サンド」や「料理パン」を販売。東京・築地の人気スイーツ店「CELI SWEETS(セリ スイーツ)」と、たい焼きとパフェのハイブリッドスイーツ店「鯛(たい)パフェ」が共に関西初出店する。
そのほか、米ポートランド発のドーナツ店「CAMDEN’S BLUE☆DONUTS(カムデンズ ブルースタードーナツ)」、パンケーキ店「gram」の初となるテークアウト専門店、グラノーラの「La Granda Familio(ラ・グランダ・ファミリオ)」、シフォンケーキの「シンフォニーシフォン」、和ジェラートととうふドーナツを販売する「サンクゼール 久世福商店」、豆・ナッツ・木の実専門店「ナッツダム」、高級チーズケーキの「チーズケーキ NOCOA(ノコア)」、花や雑貨の「KARENDO(カレンド)」が新規出店する。
営業時間は11時~21時(ベーカリーは7時~)。