南船場「エルトブ テップ」、植物の葉が音を奏でるスピーカー展示

「JUNGLE PHONE」。それぞれの葉から流れる音源が合わさり、一つの「音楽」を奏でる。

「JUNGLE PHONE」。それぞれの葉から流れる音源が合わさり、一つの「音楽」を奏でる。

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 「ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE(エルトブ テップ イッセイ ミヤケ)」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6251-8887)は3月5日より、植物の葉が音を奏でる「生け花スピーカー」を用いたインスタレーション「JUNGLE PHONE(ジャングル フォン)」の展示を行っている。

アマゾンから採取した8色の糸を使用した服

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 「ジャングルへの通信装置」がコンセプトの同作品は、昨年10月の「ISSEY MIYAKE パリ旗艦店」オープンに際し、同社クリエーティブディレクターの藤原大さんと「生け花スピーカー」発明者・古賀敬司さんが創作したアート・インスタレーション。南米のジャングルで採取した「本物」の色を基に展開している、2009年春・夏コレクション「COLOR HUNTING」の世界をイメージしたもの。

 音源につながった音響発生装置に、本物の植物の葉を差し込むと音が鳴り響く「生け花スピーカー」を使用した同作品は、それぞれの葉が奏でる音や声などの音源が合わさって、一つの「音楽」として聞こえるというユニークな仕組み。スピーカーの役割を果たすカークリコの葉は、「音を良く拡散させることのできる葉」(古賀さん)で、店内はジャングルを思わせる不思議な音が響き渡る。

 作品の周辺には、アマゾンから採取した8色の糸を使用したコレクションを展開。「『服』と『音』とをリンクさせ、今シーズンの『ISSEY MIYAKE』の世界観を味わっていただければ」(PR担当の山本香菜さん)。

 営業時間は11時~20時。作品展示は今月22日まで。

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