ワッハ上方で落語愛好家らが寄席-大学講師、行政書士、元教師ら

団塊の世代を中心とする50~60代で構成する「自由落語研究会」

団塊の世代を中心とする50~60代で構成する「自由落語研究会」

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 大阪・千日前の「大阪府立上方演芸資料館」(愛称=ワッハ上方、大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6631-0884)5階ホールで10月17日、落語愛好家らが落語を披露する「自由寄席」が行われる。

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 この寄席は、大学講師、行政書士、元会社員、元教師、大衆演劇の座長など、団塊の世代を中心とする50~60代で構成する「自由落語研究会」が主催するもの。4年前に天満天神繁昌亭(大阪市北区)で行われた「落語家入門講座」で知り合った人たちで結成し、3年前から商店街や病院、老人ホームなどで落語を披露する活動を続けている。

 参加するのは、1部=天満家亀喜さん、天満家狂壇さん、天満家蝉丸さん、天神亭つき日さん、天満家村朝さん、らくてん亭小茶子さん、2部=天満家ひろ菜さん、一山亭南坊さん、らくてん亭千京ンさん、天満家ゆう宇さん、天満家一軒さん、天満家哲ちりさん。芸名はすべて桂三枝さんが命名した。

 天満家狂壇さんは「これまでもワッハ上方で寄席を行っていたが、小さな会場ですることが多く、大ホールは初めて」と話す。「ホスピスで寄席を行ったとき、元気がなかった患者さんが明るい気持ちで散歩に出るようになった」(天満家狂壇さん)などのエピソードも。

 開演は、1部=11時30分、2部=13時40分だが出入りは自由。入場無料。

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