日本室内楽振興財団が手がけるミニコンサートが5月23日、なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)2階の「アンティコカフェ アルアビス」(TEL 06-6556-6679で行われる。
主催は日本室内楽振興財団(中央区城見2)。現在さまざまなコンサート会場でチャリティー活動を行っている同団体が、海外の演奏者と「街中でコンサートを開きたい」と企画した。
今回参加するのは、チェコ出身のバイオリン・チェロのグループ「ソリスティ・ディ・バッソ」、ドイツのギターグループ「ギターデュオ・クリンゲベルグ=モンテス」、デンマークの木管五重奏「カリオン」、チェコのバイオリンとギター「デュオ・テレス」の4組。中でも「ソリスティ・ディ・バッソ」は2008年に開かれた第6回大阪室内楽コンクール&フェスタのフェスタ部門で準優勝している。
同財団担当者は「各演奏者の方に『日本人を元気にしていただきたい』とお願いしているので、素晴らしい演奏を披露していただけると思う。『街に室内楽がやってきた』というコンセプトで、日常のカフェで室内楽が演奏される雰囲気を楽しんでいただけたら」と話す。「なんばパークス内の飲食店でこうしたライブ演奏が行われるのは初めて」(なんばパークスの担当者)という。
演奏時間は15時30分~17時30分。各グループ20分ずつ。観覧無料。