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大阪プロレス、介護事業に参画-レスラーのセカンドキャリア視野に

大阪プロレスの阪上会長(中央左)、日本介護福祉グループの斉藤正行副社長(中央右)と、レスラーたち

大阪プロレスの阪上会長(中央左)、日本介護福祉グループの斉藤正行副社長(中央右)と、レスラーたち

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 大阪プロレス(大阪市中央区千日前1)は5月28日、千日前の「大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ」(同)で記者発表を行い、介護事業に参画することを明らかにした。

プロレスラーによる介護施設の慰問の様子

  小規模デイサービス施設「茶話本舗(さわほんぽ)」を全国560カ所で展開する、日本介護福祉グループ(東京都墨田区)との共同事業。大阪プロレスのレスラーが定期的(当初月1回を予定)にデイサービス施設を訪れ、高齢者と散歩やレクリエーションなどを通じ交流するほか、外出レクリエーションの一環としての大阪プロレスを観戦する。今年8月に兵庫県宝塚市に開業するデイサービス施設を皮切りに、今後3年間で関西を中心に5カ所の施設で取り組みを予定する。

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 記者会見で大阪プロレスの阪上雄司会長は「レスラー引退後のセカンドキャリアとして、持ち前のサービス精神と体力を使って、介護業界で働くことができるのではないかと考えていた」と話し、介護事業への参画にあたり、レスラーのセカンドキャリア形成を視野に入れていることを説明した。

 所属レスラーのブラックバファロー選手は「レスラーの寿命は比較的長いが、いつけがをするか分からない。子どもができてから、プロレスでいつまで家族を養えるかを考えたりしていたが、プロレス以外で今すぐ何か仕事ができるかというと、自信はない。レスラーとしてプロレスをしながら、少しずつ慰問活動を通じて、介護に関わっていきたい」と意気込む。

 日本介護福祉グループの斉藤正行副社長は「介護事業の全国展開にあたり、介護職の人材不足が深刻だ。大阪プロレスとの共同事業で茶話本舗ブランドの認知度向上を図り、介護職に対するイメージを変えていきたい」と同社の狙いを説明する。両社は今後、介護向け運動支援プログラム(機能訓練)を共同開発するほか、レスラーの介護関係専門資格の取得支援にも乗り出す。

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