北堀江に有機栽培野菜産直販売所-月1でイベント開催も

ベジタブルマーケットをオープンした笹野正広さん

ベジタブルマーケットをオープンした笹野正広さん

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 大阪・北堀江に9月24日、有機栽培野菜の産直販売所「ハンサムガーデン ベジタブルマーケット 北堀江店」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-6232-2012)がオープンした。運営はハンサムガーデン(北区)。

かぼちゃの一種「バターナッツ」

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 江戸堀で週に1回、野菜の販売を行っていた同社の初の常設店。「農村の働き手の発掘と、地域の野菜の情報発信の場になれたら」という思いでオープンした同店は、奈良県宇陀市にある直営農場からの野菜と、周辺農家の有機野菜を取り扱う。店員も農場と店を行き来しながら交代で担当する。

 店内には、かぼちゃの一種であるバターナッツや白ナスなどの珍しい野菜を含む、年間約60種の旬の有機栽培野菜に加え、「丹波の恵納豆」(260円)や「和食の友だし」(550円)などの加工品も同時に販売する。ポップには、その野菜の魅力や調理法を記し、野菜に興味を持ってもらおうと工夫している。

 月に1回、野菜に関わるイベントも開催。11月3日には、奈良県の宇田農場でタマネギを植える「ウダウダオニオン植えるデー」を開催する。当日は、農家のまかないの昼食と土産のサツマイモが付くほか、植えタマネギは春に収穫して発送する。参加料は大人=3,000円、小・中学生=1,000円(土産、タマネギなし)、小学生未満=無料。

 社長の笹野正広さんは「店を通じて里山とのコミュニティーを作っていきたい。若い人たちが農村に興味を持つきっかけになれば」と話す。

 営業時間は10時~19時。

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