難波に鳥取の素材を生かした居酒屋-グッズ販売「鬼太郎商店」併設

店内は、鳥取県の廃校の備品で統一。あたたかさと懐かしさが感じられる

店内は、鳥取県の廃校の備品で統一。あたたかさと懐かしさが感じられる

  • 0

  •  

 鳥取県・境港から直送される素材を生かした居酒屋「とっとり岩山海 なんば店」(大阪市中央区難波5、TEL 06-6644-2464)が4月26日、なんばCITY南館の1階にオープンした。鳥取県出身の漫画家・水木しげるさんの作品「ゲゲゲの鬼太郎」グッズを販売する「鬼太郎商店」を併設する。

[広告]

 同店は、東大阪市に本店を構える「岩山海」の6号店。なんば店は、店舗の外壁に「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターも描かれる。徹底的に鳥取にこだわり、オープニングセレモニーには鳥取県知事も参加するなど、官民が連携した「鳥取県のアンテナショップ」を目指す。

 店舗面積は店内と外のスペースを合わせ約75坪、140席を設ける。木製のテーブルやいすなどの家具は、鳥取県で廃校になった小学校から譲り受けた備品でそろえた。そのほか黒板や当時の生徒による美術作品や表彰状、ランドセルなどの「懐かしい」ディスプレーも。

 漁師料理をベースに提供する料理は、「値段のわりにボリュームがあるのが特徴。仕入れによりおすすめの食材や金額が変わるので、気軽に聞いてほしい」と吉田豊蔵店長。旬の魚介類や野菜の「七輪焼」のほか、「刺身盛り合わせ」や「海鮮サラダ」、「海鮮丼」などのご飯もの、一品料理などを用意する。地酒や焼酎などのアルコールも豊富にそろえ、現在オープニングキャンペーンとして焼酎はすべて500円で提供している。客単価は3,000円~3,500円。

 客層は、若者から年配層まで幅広く、外壁の「鬼太郎」パネルは子どもや家族連れが記念撮影を行う姿も多いという。吉田店長は「今後、子どもたちにも楽しんでもらえるさまざまなプランを企画しており、新しい名所として皆さんに喜んでいただける店舗になれば」と意気込みをみせる。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。

「ゲゲゲの鬼太郎」グッズを販売する「鬼太郎商店」(関連画像)隠れた写真スポット!?外壁の「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクター(関連画像)東心斎橋に「淡路島と喰らえ」-店舗・食材ともに淡路島づくしの飲食店(なんば経済新聞)老舗魚屋が経営する居酒屋「水魚之喜」-法善寺に2号店(なんば経済新聞)岩山海

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース