大阪大学で研究開発している「光」関連技術を使った体験イベント「大阪大学と光であそぼう」が1月11日、なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)7階パークスホールで始まった。
産官学民でのイノベーション創造を目的に活動する、大阪大学共創機構 産学共創本部(大阪府吹田市)が、なんばパークスを運営する南海電鉄と共に主催。両者はこのイベントを皮切りに、さまざまな分野での共創を行っていきたい考え。
会場には、情報科学研究科、基礎工学研究科、産業科学研究所が研究開発している先端技術を気軽に体験できるブースを4つ設置。ヘッドマウントディスプレーに映したVR映像に合わせて体験者に微弱な電気信号を与えることで「加速度」を体験できる「加速度を感じるVR」、ウサギの立体造形物に投影された映像に指をかざしても影ができない「影のないプロジェクションマッピング」、子どもが遊ぶようなブロックをつなげると、隣り合ったブロックと同期して光る「SHAKE SYNC(光るブロック)」、遺伝子組み換え技術で光るタンパク質の遺伝子を組み入れた「光る植物」を体験できる。
研究開発をする教授・准教授の講演会も連日開く。11日=14時~、16時~、12日=14時~、13日=14時~(いずれも30分間)。
体験イベントの開催時間は11時~19時。入場無料。今月13日まで。