和やイタリアンにアレンジしたフレンチ総菜を提供する立ち飲み店「フレンチバル・カイト」(大阪市中央区難波2)が10月8日、大阪・難波にオープンした。運営は、しぜんそざい(堺市北区)。
同社が運営するイタリア料理「料理店カイト」が、6月に天王寺区茶臼山町へ移転し、その跡に同店を姉妹店としてオープンした。「気軽に食べられるイタリアンは多いが、フレンチは少ない」(森岡拓也さん)と思い、フレンチの立ち飲みスタイルの店にしたという。店舗面積は約18坪で、22人を収容する立ち飲みカウンターと店内奥にテーブル8席を用意する。
メニューは日替わりで、約40種類をそろえる。フレンチを基本に、気軽な立ち飲みスタイルながら、ソースにも手間をかけ、料理は全て手作りする。親しみやすい味のフレンチにするため、だしやみそを隠し味に使う。「料理店カイト」でも提供する「赤ワインたっぷりで煮込んだ牛筋のドテ煮」(748円)、「セロリと鶏ミンチのトマト煮」(385円)も用意。
一番人気は旬の野菜を使った「フレンチ総菜盛り合わせ」(3種550円~)。寒くなる季節に向け、熱々の状態で提供する「フォアグラと自家製ブリオッシュのグラタン」(858円)やトマト風味の白だしで煮込んだ「ポトフィーおでん」(各種253円)もメニューに加えた。ドリンクはボトルワイン(3,300円~)のほか、ビール・グラスワイン・カクテルなど40種類を用意。グラスワインは料理に合わせ14種類から選べる(319円~)。
店長の岩佐翼さんは「お一人でも食べられるフレンチを低価格で用意しているので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。