コロナ禍で窮する花の生産・販売者と農家を支援する「今こそ、がんばりまっせ!農家・産直南海なんば花マルシェ」が8月17日~23日、南海なんば駅2階中央改札口外イベントスペースで開かれた。
南海電鉄と大阪府花き園芸連合会(羽曳野市)が協力し、冠婚葬祭やイベントの自粛で祝い花の出荷が停止になった生産者を支援する目的で企画。農業にチャレンジする人を応援する「くらし菜園」(泉佐野市)など農業関連事業を展開する南海電鉄が、駅構内の一画を使って開催した。
会場ではコチョウランや花苗、切り花のほか、泉州黄たまねぎや鳥飼なすなど農産物も並行して販売。同企画と連動して、22日・23日にはなんばパークス(大阪市浪速区難波中2)2階キャニオンコートでヒマワリ2000本を使ったフォトスポットを用意し、ヒマワリを無料で配布するイベントも実施。暑い日差しの中、来館者はヒマワリを背景に撮影を楽しんだ。
担当の竹田慎弥さんは「今回のイベントだけで農家の経営状況を劇的に変えることは難しい。継続していくことで皆さんの日常の中に、マルシェを定着させていけたら」と話す。