大日本印刷(東京都新宿区)が運営するグラフィックギャラリー「dddギャラリー」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6110-4635)で8月5日より、企画展「NOW UPDATING…THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン」が開催されている。
中村さんは、ウェブサイトの先鋭的なインターフェースデザインで表現世界に革命を起こし、シンプルで洗練されたグラフィックとモーションセンスが世界から注目される、日本を代表するウェブデザイナー。2004年には、ウェブサイトやソフトウエアの開発を中心に、映像や空間インスタレーションの制作を手がけるデザインスタジオ「THA(ティー・エイチ・エー)」を設立、デザイナーの阿部洋介さん、北村慧太さん・深津貴之さんらとともに活動を続ける。
「THA」にとって初めての展覧会となる同展は、「常に変化し続ける」という自身のテーマに沿って、会場に用意されたモニターに、NEC「ecotonoha」、アマナ「fotologue」、「SAMURAI」、「UNIQLO USA」、「SoftBank」、「MoMA」、イメージブックマークサービス「FFFFOUND!」などこれまでの仕事から、展覧会用にオリジナル制作したもの、試作までさまざまなプログラム作品を並べて作動させ、「インタラクティブデザインの面白さ、魅力を紹介する」(同ギャラリー)。
8月8日にはギャラリートークとオープニングパーティーを予定しており、ギャラリートークには中村さん、阿部さん、セミトランスペアレント・デザインの田中良治さんが来場する予定。時間は16時~17時30分。入場無料、要予約。オープニングパーティーは17時30分~19時。
同展の開催時間は11時~19時(土曜は18時まで)。入場無料。8月28日まで。同社の「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」(東京都中央区)でも同時開催。
南堀江「dddギャラリー」、リニューアル移転後初の企画展(なんば経済新聞)中村勇吾さんのHPtha ltd.dddギャラリー