ミナミの老舗喫茶店「アラビヤコーヒー」(大阪市中央区難波1)、「純喫茶アメリカン」(道頓堀1)のメニューがミニチュア化され、4月下旬から販売されている。
企画したのはフィギュアの製作・販売などを手掛ける「ケンエレファント」(東京都千代田区)。昨年5月に東京の喫茶店の製品をミニチュア化したところSNS上で話題になり、第2弾として「関西編」の販売を決めた。
大阪からは「アラビヤコーヒー」のオリジナルブレンドコーヒー、「純喫茶アメリカン」のホットケーキ、「珈琲苑(コーヒーえん) 水車」(阿倍野区)のイタリアンスパゲティなどをミニチュア化した。全国のカプセルトイ売り場(1回400円)や、ECサイトで販売する。
アラビヤコーヒーの店主・高坂明郎さんは「大阪の名店として製品化されてうれしい。(製品は)小さいながらも非常に作り込まれている。これからも皆さんの憩いの場として頑張りたい」と話し、「これまでコーヒーなどに興味がなかった人が製品をきっかけに足を運んでくれたら」と期待を寄せる。