「元祖めんたい煮こみつけ麺 千日前店」(大阪市中央区難波千日前)が6月1日、道頓堀にオープンする。
元祖めんたい煮こみつけ麺は元々、博多のめんたいこ料理専門店「元祖博多めんたい重」(福岡県福岡市)がめんたいこ料理の一つとして提供していたもの。人気が高まり、県外出店を検討した結果、つけ麺の聖地といわれている東京・池袋に1号店を出店し、今回「食い倒れの街」大阪に初出店した。
看板メニューの「めんたい煮こみつけ麺」(1,408円)は自家製のめんたいこを一杯につき1本使い、だしと10種類を超える野菜と煮込んだつけ汁に、粉の配合だけでなく、混ぜ方、こね方にもこだわったという麺をつけて食べる。削り粉や特製の辛味だれをつけ汁に溶かすことで味が変化し、飽きが来ないよう工夫しているという。「めんたいこの風味に合う」(店長の藤山直樹さん)という「飲めるほどのとろけるプリン」(638円)などスイーツも用意する。
藤山店長は「コロナが収まれば観光需要も考えていくが、まずは地元のお客さまに愛されるお店を目指し、味だけでなく接客の面なども力を入れていきたい」と話す。
営業時間は10時~23時。緊急事態宣言発出下では11時~20時の時短営業とし、酒類の提供はしない。45席ある客席も数席程度間引くことでソーシャルディスタンスに配慮する。