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南海なんば駅前に歩行者専用の広場 吉村知事「日本一の場所に」

南海なんば駅前にオープンした歩行者空間「なんば広場」

南海なんば駅前にオープンした歩行者空間「なんば広場」

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 歩行者空間「なんば広場」(大阪市中央区難波5)が11月23日、南海なんば駅前にオープンした。

6000平方メートルの広さを有する「なんば広場」

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 大阪市は現在、南海なんば駅周辺を人が滞留する空間に再編するための工事を実施している。今回、工事エリアのうち、南海なんば駅となんばマルイに囲まれた広さ約6000平方メートルのエリアを「なんば広場」として先行オープン。空間の大半を車両が占めていた同エリアを、歩行者空間に造り替え、人々の憩いの場として再編した。

 広場には、ベンチや照明を設置。既存のクスノキに加え、四季を感じられるようサクラやケヤキの木を新たに植樹した。なんばエリアのにぎわいの創出や魅力発信などを目的とするイベントの開催も予定する。

 オープン当日のセレモニーに出席した横山英幸市長は「15年という長い期間にわたり活動を続け、新たに大阪の顔となる場所がオープンした。皆さんと共にこの広場を、愛情を持って、大阪の顔となるよう一緒に育てていきたい」と話した。

 吉村洋文知事は「これからこの空間はみなみの玄関口となり、大阪の魅力を発信する拠点になる。『なんば広場』を日本一、大阪一の素晴らしい場所にしていきたいのでこれから盛り上げていければ」と話す。

 現在工事が進む南海なんば駅東側に位置する「なんさん通り」側は一部の車両を除き、引き続き車両通行止めとなる。同エリアのオープンは2025年3月を予定。

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