「くいだおれ太郎」が来月復帰-道頓堀「くいだおれ中座ビル」店頭に

「くいだおれ中座ビル」の店舗イメージ。店頭には「くいだおれ太郎」が復帰する。

「くいだおれ中座ビル」の店舗イメージ。店頭には「くいだおれ太郎」が復帰する。

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 昨年7月に閉店した道頓堀の老舗料理店「大阪名物くいだおれ」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6211-5300)の看板人形「くいだおれ太郎」が、7月19日にリニューアルオープンする「くいだおれ中座ビル」(大阪市中央区道頓堀1)の店頭に立つ見通しとなったことが、関係者の話で分かった。同店閉店以来、全国各地のイベントなどに「外遊」を続けていた「太郎」が、ついに道頓堀に帰ってくる。

閉店した「くいだおれ」と、「くいだおれ中座ビル」は至近距離にある

 同店が昨年4月に閉店を発表して以来、看板人形「くいだおれ太郎」の行方をめぐって争奪戦が加熱。同店側も「売却先を探している」との意向を見せ、同社ホームページに買い取り提案の受け付け窓口を設置するなどしていたが結局売却せず、昨年10月に行われた記者会見で、屋号・商標権を同社が保有し続けるとともに、「太郎」の商標権についても同社が保有し続けることを明らかにしていた。

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 「くいだおれ太郎」が復帰するのは、閉店した同店のすぐ近くでリニューアル工事が行われている「くいだおれ中座ビル」。以前「セラヴィスクエア中座」として運営されていた商業ビルで、「太郎」とともに、「くいだおれ」の名称も同ビルにレンタルされるかたちとなる。

 現在、ソルト・コンソーシアムのプロデュースにより、7月19日のリニューアルオープンに向けて内外装の工事が行われている。敷地面積は1,686平方メートルで、建築面積は1,432平方メートル。地下2階、地上7階建てで、地下1階~地上6階部分に物販・飲食店19店が入居する。

 同ビルのファサードは、インテリアデザイナーの森田恭通さんが「くいだおれ太郎」をモチーフに「カオスの大阪」を表現した。店頭には「くいだおれ太郎」が立ち、道頓堀に訪れた観光客らを出迎える。テナントとして複数の飲食店が入居する予定だが、料理店としての「くいだおれ」は復活しない見通し。