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くいだおれは売却せず-電通などが「くいだおれ太郎プロジェクト」発足
(2008年10月20日)
7月8日に閉店した道頓堀の老舗料理店「大阪名物くいだおれ」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6211-5300)の看板人形「くいだおれ太郎」が、有料で商用イベントなどに出演する「タレント」に転身することになった。10月20日午後に同店で行われた記者会見で、正式発表した。
記者会見には太郎とともに、山田昌平社長、柿木央久取締役、女将(おかみ)の柿木道子さんが出席。冒頭に山田社長が「7月の閉店時には、けが人も事故もなく無事閉店させていただき、ありがとうございました」とあいさつした後、記者らに配布したリリースを読み上げ、同店の屋号・商標権を今後も同社が保有し続けるとともに、太郎の商標権についても同社が保有し続けることを明らかにした。
また柿木取締役が「太郎カンパニー」(兵庫県芦屋市)を9月24日に設立し、代表に就任したことを発表。くいだおれは同社に対し、太郎の商標権の管理運営、企画作成、物理的な維持管理を業務委託する。
さらに電通関西支社を中心に「くいだおれ太郎プロジェクト」を発足し、くいだおれと同社との間で太郎の活用許諾に関する窓口業務についての基本契約を締結したことを発表した。同プロジェクトには電通のほか、太郎カンパニー、マッシュ(福島区、イベント企画)、伴ピーアール(北区、太郎グッズ販売)が参画。マッシュ内に事務局(TEL 06-6452-2071)が設置される。今後、太郎のイベント出演などの業務は同プロジェクトが引き受ける。
太郎の去就については、4月9日に行われた記者会見で山田昌平社長が「閉店までの3カ月の間に買い取りなどの申し出があったら考えていきたい」と売却の方針を示唆しており、4月16日には同社ホームページに買い取り提案の受け付け窓口を設置していた。これまでに200件を超えるオファーが来ており、「今でも毎日のようにオファーが来ている状態」(柿木取締役)だが、同社は太郎を売却せずに保有したまま活用する方針に転換した。
太郎は11月初旬まで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(此花区)のハロウィーンイベントに出演中。その後数ヶ月間は「旅に出る予定」(柿木取締役)で、「道頓堀への復帰についての具体的なめどは立っていない」(山田社長)という。
女将の柿木さんは「また太郎と一緒に働けると思うとうれしい。太郎が悪の道に進まないように、ぐれないように見守っていきたい。これからの太郎の活躍にとても期待している」と語った。
太郎カンパニーの代表に就任した、くいだおれの柿木央久取締役(関連画像)くいだおれ太郎がサザン応援団長に-太郎は「売却しない」方針(なんば経済新聞)「くいだおれ太郎」売却先選び本格化-ホームページに受け付け窓口(なんば経済新聞)「くいだおれ人形」の引き受け手求む-「くいだおれ」閉店で会見(なんば経済新聞)大阪名物くいだおれ
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