ミナミを中心に、大阪・京都・神戸の「粉もん」の店約180店が参加する「大阪コナモン博覧会」が10月1日より、開催される。主催は日本コナモン協会。
同イベントは、街全体を博覧会場と見立て、街そのものの活性化を目指す。開催は今回で2回目。「粉もん」とは、粉を使った料理とその食文化を指す「粉もの」のことで、関西や一部の地域で親しみを込めてこのように呼んでいる。「粉もん」にはたこ焼きやお好み焼き、うどん、ラーメンなど小麦粉を使った料理だけでなく、米粉、そば粉などをベースにしたものもすべて「粉もん」になる。
今年は、同時期に東京・横浜を中心としたエリアで「東京ラーメン博覧会」を、長野エリアで「ながのコナモンフェスティバル」を開催し、3エリアで計500店が参加する。「一つの地域にとどまるのではなく、各地の粉もん博覧会が全国レベルでつながり広がっていくことで、個々の博覧会をより魅力あるものにしていく」(大阪コナモン博覧会・東京ラーメン博覧会実行委員会)。
3エリア共通の携帯サイトも立ち上げ、参加店紹介やアクセス案内を掲載し、「街を食べ歩く博覧会」として参加者に楽しんでもらうという。参加登録(無料)すれば、参加店利用ごとにポイントがたまり、抽選で旅行券などの賞品が当たるモバイルラリーに参加できる。参加施設には今回から、道頓堀極楽商店街やたこ焼ミュージアムも加わっている。
同実行委員会は「おいしい粉もんが笑顔を生み出し、人を、街を、地域を元気にしたい」と意気込む。
12月25日まで(ながのコナモンフェスティバルは10月12日~31日)。