なんば経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「ラーメン店『人類みな麺類』の新ブランド なんばウォークに」の記事だった。
ラーメン店「人類みな麺類」「くそオヤジ最後のひとふり」などを展開するUNCHI(大阪市淀川区)の新ブランドとして4月にオープンした同店。水としょうゆだれで作る透きとおったスープに自家製麺を合わせ、鶏や豚のチャーシューを乗せて提供する。小林靖明店長は反響について「訪日客が想像以上に多く、外国語のメニューも作成した。明るい店内にしているおかげで、女性の利用も多い」と話す。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. ラーメン店「人類みな麺類」の新ブランド なんばウォークに(4/14)
2. 新町にタルト専門店 ホテル出身シェフが手掛けるタルト(2/20)
3. なんばにマラサダドーナツ専門店 「もっちり食感」の出来たて6種提供(3/27)
4. なんばパークスがリニューアル 商業施設初含む26店が出店、記念イベントも(2/16)
5. 堀江のイタリアンがビアガーデンで新企画 降水確率に応じて食事券進呈(4/13)
6. 心斎橋に富山発のハンバーガー専門店「ショーグンバーガー」 大阪初出店(1/16)
7. なんばにタイ発高級ホテル「センタラグランドホテル」 7月開業、国内初進出(1/17)
8. 御堂筋線なんば駅に肉の冷凍自販機 近江牛が当たる「肉ガチャ」機能も(3/22)
9. 心斎橋にIKEAの期間限定店舗 210坪に350アイテム(4/7)
10 なんばパークスでクラフトビールイベント 全国からブルワリー15店(4/24)
2位、3位、6位には専門店がランクイン。業態を絞り、特化することで他店との差別化を図る店の出店が目立った。11位以下にはギョーザ、カレーなど食にとどまらず、オタク女性専門ジム、男性専門エステなどもあった。
7位の「センタラグランドホテル」は今年7月1日にオープンしたタイ発のホテル。南海電鉄が訪日客を取り込もうと開発に力を入れるエリア「なんばパークスサウス」の敷地内にオープンした。33階建てで、最上階にオープンするルーフトップレストランに加え、タイ料理やステーキ料理を提供するレストランやバーが8店入居する。
大阪・関西万博に向けた御堂筋の整備や、なにわ筋線工事などで開発が進むなんばエリア。今年秋ごろにはなんば駅前広場の整備が完了し、同エリアが歩行者天国になる予定。