
なんば経済新聞の2025年の上半期PV(ページビュー)ランキングは、「W大阪がデザート6種とパン食べ放題の新メニュー ランチ限定で」が1位になった。
W大阪は2021年、心斎橋に開業したホテル。建築家の安藤忠雄さんが設計した黒を基調とした外観が特徴で、ホテル内にはバーやプール、レストラン、カフェスペースなどが入る。ランチプランは気軽にホテルランチを楽しんでもらおうと企画し、焼きたてパンと自家製デザートの食べ放題が付く4コースを提供する。「〇〇放題」が好きな大阪人に「刺さった」企画だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. W大阪がデザート6種とパン食べ放題の新メニュー ランチ限定で(1/9)
2. 大阪高島屋で食イベント TV番組「せっかくグルメ」紹介店が集結(3/3)
3. なんばのスイスホテルが開業以来初のビアガーデン(6/11)
4. なんばマルイでゲーム「ドラクエ3」イベント アイテム200種用意(2/4)
5. 心斎橋にポールダンス見られる喫煙所 市指定の喫煙所で利用無料(1/29)
6. なんばウォークにどら焼き専門店 もっちり食感の皮が特徴(6/6)
7. 難波のホテルに「183泊184日」宿泊プラン 大阪・関西万博に合わせ企画(2/17)
8. なんば高島屋にのり弁当専門店 ミナミ初出店(5/2)
9. 心斎橋に「俺の焼肉」 A5黒毛和牛一頭買いでコスパ追求、大阪初出店(1/27)
10. なんば高島屋に「ヤスミツパオズ」 中崎町の豚まん専門店がミナミに(2/19)
10位以内に食関連の記事が7本ランクインするなど、食への関心が高い結果となった。中でも3位、6位の記事は掲載から1カ月に満たない期間で高いページビューを記録。スイスホテルは初めてのビアガーデンを企画したほか、1万2,000円の冷麺も企画するなど新しいことにチャレンジしている。6位のどら焼き専門店「くろーばー結び」は東住吉区に本店を構え、兵庫や愛知にも展開しているどら焼き店。訪日客にも認知を広げようと難波に進出した。
7位の万博宿泊プランを企画したのはカプセルホテルの「ファーストキャビン」。販売した部屋は開始約10分で完売し、運営会社が経営する奈良の別のホテルもすぐに売り切れたという。大阪・関西万博の開催でホテル需要が高まるのに合わせ、記事も多く読まれた。