なんば高島屋、中元商戦スタート-日本発のこだわり商品を提案

中元商戦決起大会の様子

中元商戦決起大会の様子

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)7階ばらのギフトセンターで5月14日、中元商品の予約受け付けが始まった。

梅錦ビール

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 今年は「日本発、世界へ 新たな挑戦」を切り口に、国内外で高く評価される国産食材などをラインアップ。「世界遺産登録された和食はもともと日本にあったものだが、今回クローズアップしたのは各国でも作られていて日本の技術が向上してきたもの」と、輸入されていたアイテムの国産化商品を集めた。

 中元商品で人気の高いビールでは、国内各地のクラフトビールをピックアップ。酒税法の改定後、いち早く地ビールに取り組んだ愛媛の酒造メーカー「梅錦山川」の「梅錦ビール6本セット」(4,115円)や、大阪・国乃長ビールのビールセット(4,796円)などが並ぶ。食品では、国内で完全養殖されたチョウザメの国産キャビア「奥飛騨ガーデンホテル 奥飛騨キャビア」(15グラム1万200円)などをセレクト。同社担当者は「輸入品は保存性を高めるため塩分が高めだが、国産キャビアは低塩分でキャビア本来の味が楽しめる」と話す。

 昨今の傾向について広報担当課長の笠松容子さんは「震災以降つながりを意識されていて、それぞれの相手に本当に喜ばれるもの、特別なものを贈りたいという人が増えている」といい、「『贈ったものを自分でも』とお取り寄せの希望も多いことから、今年はお取り寄せ用のカタログを別で作成した」と話す。

 初日の開店前には、浴衣姿の女性社員や生産者、販売員らが集まり、中元商戦決起大会を開催。「お中元商戦、成功に向け頑張ろう」と一人が声を上げると、全員が「おー」と拳を上げ意気込んだ。

 現在は約500点の商品を展示。ピーク時となる6月21日以降は約1800点の商品を展示する。

 営業時間は10時~20時。

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