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近鉄難波駅の駅ナカ商業施設を刷新へ 飲食・物販店を拡充、トイレも整備

新設するトイレのイメージパース

新設するトイレのイメージパース

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 近鉄リテーリングと近畿日本鉄道(近鉄)は、大阪難波駅の駅ナカ商業施設「Time’s Place(タイムズ プレイス) 難波」と駅施設のリニューアル工事に着手する。来年7月まで順次オープンする。

飲食店舗、食物販店舗の概略図

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 「タイムズ プレイス難波」は、2009年2月に開業した駅ナカ商業施設で、飲食店や物販店など18店舗で構成する。今回のリニューアルでは、飲食=7店舗、食物販=2店舗を新規出店するほか、既存店舗もリニューアルし、総店舗数は24店舗へと増える。店舗部分の総面積も220平方メートル増床し、533平方メートルとなる。

 コンセプトは「ごちぶらナンバ」。1人でも立ち寄って飲んだり、食べたりできる「『食』のエンターテインメントゾーン」と位置付ける。飲食店は、スタンディングやカウンター形式を中心に、ビアバル、すし、洋食など幅広くそろえる。東改札側を「便利にテイクアウト&リラックスゾーン」、西改札側を「デイリー飲食&ちょい呑みゾーン」と位置付ける。

 駅施設としては、東西の2カ所にあるトイレを中央の1カ所に移転・統合する。トイレの総面積はほぼ同じで変わらないが、混雑しがちな東トイレと空いている西トイレを統合することで、混雑状況を緩和する。トイレ入り口の段差をなくしフラットにすることで、ベビーカーやキャリーバッグの利用客にも配慮するほか、通路を拡張、パウダーコーナーも拡充する。

 リニューアル工事は今月から着手し、2019年7月までに順次オープンする。

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