インクジェット用紙の可能性を探る企画展-南船場のギャラリーで

インクジェット用紙による違いを見ることができる

インクジェット用紙による違いを見ることができる

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 大阪・南船場の写真ギャラリー「ナダール」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6251-8108)で現在、インクジェット用紙を使用した企画展「『インクジェット用紙の可能性』展 Vol.2」が開催されている。

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 デジタル写真の市場拡大に伴い、近年インクジェット用紙の種類が増え、画質が飛躍的に向上した。同展では、インクジェット用紙の可能性を広く知ってもらおうと、高画質インクジェット用紙「ピクトラン」シリーズを使用した7人の写真家の作品40点を展示する。

 「ピクトラン」シリーズは、紙幣の基本技術にもなっている日本の伝統的な和紙の一種、越前和紙の伝統技術と、最新の技術を融合して開発されたインクジェットプリンター専用用紙。同展では「ピクトランクリスタル」「ピクトランメタル」「ピクトランバライタ」「ピクトラン局紙」を利用した作品を展示しており、用紙による違いを比べたり、インクジェット印刷の可能性を感じたりすることができる。

 5月30日・31日には「ピクトラン」の開発者・簾田勝俊さんによるワークショップも行われる。「ピクトラン」シリーズの用紙の説明のほか、「ピクトラン局紙」を用いたデジタルモノクロプリントの綺麗な出力方法などについて、開発者自身が語る。ワークショップは、両日共19時~20時30分。事前の申し込みが必要で、参加費1,000円が必要(「ピクトラン」お試しセット付き)。

 開催時間は11時~19時。月曜休廊。6月7日まで。

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