南堀江の料理教室で写真講座-光の当て方など「おいしく」撮るコツ指導

料理写真の撮り方を教える田嶋哲さん

料理写真の撮り方を教える田嶋哲さん

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 家庭料理やパンなどを教える料理教室「キッチン ノイエ」(大阪市西区南堀江4、TEL 06-6538-0141)で2月23日、料理写真教室「かんたんデジカメ講座」が開かれた。

光の当て方で立体感とシズル感を出す

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 同教室は、三重・四日市で23年間にわたり料理教室「パンの家」を主宰していた荒井桂子さんが2007年に開いたもので、現在は150人が料理を学んでいる。家庭料理やパン、スイーツなどの各コースとも10人以下で行うアットホームな環境が特徴。

 今回初めて行った料理写真教室は、北堀江で料理写真教室などを手がけるデータモーション(北堀江1)が同教室に持ちかけ実現したもの。「料理を作った後に写真を撮影することが多いが、撮り方がわからない人が多い」(荒井さん)ことから開講を決めた。同教室で料理を学ぶ主婦らを中心に9人が集まった。

 教室では、まず初めにプロカメラマンの田嶋哲さんが写真の基本的な撮り方をレクチャーした後、同教室で作ったタルトを題材に、参加者が普段使用しているコンパクトカメラや一眼レフカメラで撮影を行った。撮影用のライトを設置し、白や銀の反射板を用いるなどして最適な光の当て方をレクチャーしたほか、露出補正、ホワイトバランスなど撮影時の細かな調整についても指導した。

 料理写真を撮るコツについて、田嶋さんは「カメラに対して光を逆光か、横から当てることで立体感が出るほか、手前に設置したレフ板で影を消すことができる。料理写真ならではのシズル感出すために、料理の顔となる部分を見つけて手前に向けてやることも大切」と話す。「料理だけを撮るよりも、小さい花や物などの演出物を添えて撮ることも重要」とも。

 今後の日程は未定だが、写真教室は「今後も続けていきたい」(荒井さん)という。

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