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大阪市立中央図書館でソーシャルディスタンスを有効活用した取り組み

「キテン・プロジェクト」を導入する大阪市立中央図書館

「キテン・プロジェクト」を導入する大阪市立中央図書館

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 大阪市立中央図書館(大阪市西区北堀江4)が8月1日から、感染拡大防止のために着席できない空間に、学術資料を使ったオブジェクトを配置している。

木に見立てたオブジェクト

 企画したのは、学術資料の保存・活用に取り組む「AMANE(アマネ)」(石川県能美市)と、デザイン会社「root design office(ルートデザインオフィス)」(金沢市)。2018(平成30)年から古文書や絵図などの学術資料の活用に共同で取り組む「キテン・プロジェクト」を展開する。同館での取り組みもその一環で、ソーシャルディスタンスでできた空間に学術資料をユニークな形で展示する。

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 円盤2枚を棒でつなげた約50センチの模型に学術資料を巻き付け、「木」に見立てたオブジェクトを着席できない机に配置。同館では大阪の近代建築に関する資料を使い、来館者の目に触れることで興味関心を喚起するのが狙い。

 担当の澤谷晃子さんは「付け替えが簡単なので、いろいろな資料に張り替えて大阪の歴史を皆さまに知ってもらいたい」と話す。AMANEの堀井洋社長は「今後はより多くの公共空間に事業を展開し、文化・芸術の豊かさを伝えていきたい」と意気込む。

 開館時間は9時15分~20時30分(土曜・日曜・祝日は17時まで)。第1・第3木曜は休館(祝日・休日の場合は開館)。同館では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1時間以内の滞在を呼び掛けている。