プレスリリース

Phoxter、外観検査自動化の常識を変える良品学習 新技術搭載 AI学習プラットフォーム「StellaDeepVision Studio」を新発売

リリース発行企業:株式会社Phoxter

情報提供:




株式会社Phoxter(本社:大阪府豊中市 代表取締役:園田淳一、以下「Phoxter」)は、良品サンプルのみで高精度な外観検査を行えるAI学習プラットフォーム「StellaDeepVision(TM) Studio」の販売を2026年10月より開始しました。さらに、10月7日(水)〜10月9日(金)にインテックス大阪で開催される「ものづくりワールド大阪 2026」にて、本製品を初公開します。

本製品は、Phoxter独自開発の外観検査特化型の最新数理モデルを採用したAI良品学習により、これまで収集が困難だった「不良サンプル」を使用せずに従来の不良学習と同等の検査精度(※自社従来手法比)が得られる画期的なソリューションです。製造現場が求める「誰でも使える高精度」を実現し、多様化する検査ニーズに対応し続けられる仕組みを提供します。
StellaDeepVision の詳細

1. 発売の背景:「外観検査自動化における3つの壁」

製造現場の検査自動化においては、これまで大きく3つの壁が存在していました。
- 不良サンプルが集まらない:良品率の高い工程や新ラインでは不良品が出ず、AI学習が進まない。
- 学習と調整に時間がかかる:品種や基準が変わるたびに数日〜数週間の精度追求が発生する。
- パラメータが多く属人化する:専門技術者しか設定できず、現場への引き継ぎが難しい。

当社はこれまで、直感的に操作できるAI画像処理コントローラー等を通じ、専門知識の壁を下げてきました。今回の新製品「StellaDeepVision Studio」は、さらに劇的な進化を遂げ、最大の壁であった「不良品の画像を集める」という工程すらも不要にしました。構築・改善・運用のサイクルを現場担当者自身で回せる、持続可能な検査自動化の仕組みを提供します。

2. 「StellaDeepVision Studio」の強み

■「良品のばらつき」を正確に把握する独自の学習アルゴリズム
従来の良品学習では、検査能力が低くインライン検査に適用できない、あるいは演算負荷が大きく検査速度が遅いといった課題がありました。Phoxterは、これまで培ってきたハイブリッドな学習技術を踏襲し、良品の複雑なばらつきを正確に把握する独自技術を開発。これにより、良品のみの学習で高い検査能力とインライン検査にもマッチする軽量な演算負荷を両立しました。
■ 【コア技術】生成AI(Transformer)時代の数理モデルを採用
本製品のコアとなる計算には、生成AI時代の最新の数理モデルを採用しています。最大の特長は、不良ラベルを一切用いずに、「過検知(良品を不良と判定する)」と「検知漏れ(不良を見逃す)」という相反する2軸のペナルティを、1つの数式で表現している点です。良品からの「ズレ」を正確に捉えるため、想定外の未知の欠陥に対する反応力も飛躍的に向上しています。

3. 圧倒的なTime to valueを実現する「4大特長」

「StellaDeepVision Studio」は、機器導入から設備運用開始までの期間を大幅に短縮(従来比-90%)し、精度追求のPDCAサイクルを高速化します。



1. 良品画像で学習する
良品のみの学習で、最適なしきい値を自動設定。不良サンプルの収集・作成負荷を大幅に削減します。

2. 学習は、最短約1分
サンプル追加から再学習までが極めて短時間で完了。現場の生産技術・保全担当者の工数を最適化します。

3. パラメータは、簡素設計
AIの専門知識は不要です。設備導入後も製造現場側で容易に学習でき、新品種の追加にもスムーズに対応できます。

4. ワークの特性に応じた不良学習追加機能(特許出願中)
「特定の微小なキズを絶対に見逃したくない」といった厳密な検査要件に対応するため、良品学習に不良学習(+アノテーションマスク)を追加できる機能を搭載しています。

4. 業界別活用シーン・導入メリット

不良品のデータ収集が困難な現場や、変化の激しい製品ラインにおいて、「良品のみで学習可能」な本製品の強みが最大限に発揮されます。
- 良品率の高い工程・新ライン:そもそも不良品が出にくく、従来のAIでは立ち上げが困難だった工程。
- 多量多品種の製造ライン:品種切り替えが多く、それぞれの不良品データを集める時間がない現場。
- パッケージ変更が頻繁な製品・異品種混入の検知:飲料や食品、日用品など、仕様変更が頻繁に起こる製品での異常検知や、意図しない別品種の混入チェック。
- データ収集が極めて困難な複雑な検査:ロボットアームを活用して多視点から製品を検査する必要があり、すべての角度で不良画像を収集することが事実上不可能なケース。

StellaDeepVision の詳細

5. 「ものづくりワールド大阪」出展・新製品初公開

2026年10月7日(水)〜10月9日(金)にインテックス大阪で開催される「ものづくりワールド大阪 2026」にて、本製品「StellaDeepVision Studio」を初公開します。
会場では、既存の検査装置からの画像データだけでAI検査が付加できる「フォルダ監視機能」や、金属ベアリングの検査結果をモニター上に可視化する「マッピング機能」などを実演展示し、誰でも簡単に操作できるユーザーインターフェースを実際に体験いただけます。
【出展概要】
- 展示会名:ものづくりワールド大阪 2026
- 開催日時:2026年10月7日(水)〜10月9日(金) 10:00-17:00
- 会場・小間番号:インテックス大阪 3号館 小間番号:17-26
- 来場登録:公式サイト
※10/6(火)まで登録無料です。お早めにご登録ください。(10/7(水)以降は、自動で有料[5,500円/税込]に切り替わりますのでご注意ください)
- 当社出展詳細ページ:Phoxter公式サイト


6. 株式会社Phoxterについて


■お問い合わせ先
株式会社Phoxter 漆谷
TEL:06-6155-6744 E-mail:pxinfo@phoxter.co.jp

※「StellaDeepVision」は、株式会社Phoxterの商標(登録出願中)です。