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なんばCITYに「道頓堀地ビール」直営レストラン ビールに合うフード提供

大垣拓司社長(右)と大西博紀店長(左)

大垣拓司社長(右)と大西博紀店長(左)

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 なんばCITY(大阪市浪速区難波中2)南館1階に10月30日、地ビールレストラン「道頓堀CRAFTBEER醸造所」(TEL 06-6635-0813)がオープンした。

カウンター席の様子。中央に特注ビールサーバーも

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 道頓堀の松竹座(中央区道頓堀1)地下2階の地ビール工場で、大阪ミナミで唯一の地ビール「道頓堀地ビール」を製造する道頓堀麦酒醸造(堺市)が出店したもの。同社では1996年の創業以来、親会社の立花エンターテインメント・ワン(堺市)が関西を中心に運営する和食店などで道頓堀地ビールを提供していたが、直営レストランを出店するのは初めて。

 店内はカウンター席(15席)を囲むように、テーブル席、個室(4人用=2室、6人用=2室、10人用=2室)、座敷(50人)を設けた。総席数は200席。カウンター中央に設置した15タップのビールサーバーは、ノズルごとに炭酸ガスメーターを付け、それぞれの地ビールに合ったガス圧と、抽出スピードに調整できるようにした特注品。

 道頓堀地ビール(レギュラー=734円、スモール=518円)全4種類のほか、同社の醸造技師が全国から集めた各地の地ビール(レギュラー=842円、スモール=626円)6~11種類をたる生で提供する。道頓堀地ビール2種類と、他の地ビール2種類(各180ミリリットル)をセットにした「本日の飲み比べセット」(1,296円)も提供する。

 フードは全て地ビールに合うようにアレンジした。ビールで衣に香り付けした「鶏の唐揚げ」(410円)、「黒ビールで煮込んだ豚角煮」(734円)、「ネギたっぷり!あさりのビール蒸し」(950円)などビールを調味料として使った料理のほか、「道頓堀やきそば」(626円)、「道頓堀しゅうまい」(626円)なども提供。飲み放題が付いた宴会コースも用意する(3,500円、4,000円、5,000円)。

 同社の大垣拓司社長は「親会社の差別化を目的に地ビール作りを始めたが、(この店は)ビールを中心に、ビールに合う料理を提供しようと1年半かけてコンセプトを練り上げた。今後、東京や新大阪などにも出店したい。ビールを通じて人と人が触れ合う、コミュニケーションの場になれば」と意気込む。

 営業時間は、平日=11時30分~15時、17時~23時、土曜・日曜・祝日=11時30分~23時。

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