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心斎橋に新たな「爆買い」スポット誕生 「ラオックス」10倍に増床

テープカットの様子

テープカットの様子

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 ラオックス(東京都港区)は2月1日、外国人観光客でにぎわう心斎橋筋商店街にある「大丸心斎橋店・南館」(大阪市中央区心斎橋筋1)に、「ラオックス大丸心斎橋店」(TEL 06-6241-0001)を増床リニューアルオープンした。

ラオックスの羅怡文社長

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 訪日外国人観光客が増加する中、同社では「日本の良いモノを世界へ。」をテーマに今年から新たに「Japan Quality Store」というコンセプトで店舗展開をスタートしている。同店は大丸心斎橋店・南館の1・2・5~8階部分に出店、店舗面積は同社最大となる1177坪で、関西エリアにおける旗艦店と位置付ける。

 7階には同社とオンワードホールディングスのジョイントベンチャー「ONWARD J BRIDGE(オンワード・ジェイ・ブリッジ)」を初出店。「日本の美意識に基づいたファッションを発信する未来型免税ストア」として、オンワードグループのブランドを編集するほか、オリジナル開発商品、セレクト商品など、日本のファッション衣料を集積する。同フロアには同社オリジナルブランド「ORIGAMI」や、「Samantha Thavasa」なども出店する。

 8階は、日本酒を豊富に集めた同社最大規模の酒類コーナー、中国へのマグロ、カニ、サーモンなどの海鮮宅配コーナーなど、食品を集める。そのほか、6階には家電製品、時計、ジュエリー、ゴルフ用品などを、5階には化粧品、健康食品、雑貨、薬などを集めた。入り口となる1階はエスカレーター横に化粧品などのトレンド商品を展開し、エスカレーターを上がった2階にはコンシェルジュカウンターを設ける。

 同日行われたテープカットには、日本と中国のメディアが多数詰め掛け、日本語と中国語で行われた。同社の羅怡文(ら・いぶん)社長は「大丸心斎橋店は今年出店する中で最も重要な店舗。7階にアパレルのグローバルストアを初出店、8階に日本の食品を一堂に集めるなど、これまでのラオックスの売り場とは大きく異なる」とあいさつ。大丸松坂屋百貨店執行役員で大丸心斎橋店店長の澤田太郎さんは「大丸心斎橋店はこの地で営業を始めて290年を迎える。これだけ長い間にぎわっている商品街は珍しく、それはマーケットの変化に対応してきたから。南館をインバウンドのランドマークにしたい」と意気込む。

 営業時間は10時30分~21時。

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