心斎橋に英国風パブ「HUB」-居抜き物件利用で出店コスト圧縮

英国風パブHUB(梅田茶屋町店)の店内。心斎橋店は内装の雰囲気が若干異なる。

英国風パブHUB(梅田茶屋町店)の店内。心斎橋店は内装の雰囲気が若干異なる。

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 英国風パブを展開するハブ(東京都中央区)は10月1日、大阪・ミナミの心斎橋に「HUB心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6211-8286)をオープンする。

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 同社は首都圏、中部圏、関西圏を中心に英国風パブ「HUB」を41店舗、「82 ALE HOUSE」を8店舗展開しており、心斎橋店のオープンで合わせて50店舗となる。大阪では今年7月の梅田茶屋町店のオープンに次いで4店舗目。

 心斎橋店は、すでに閉店した英国風パブ「ピッグ&ホイッスル心斎橋店」を居抜きで利用し出店。両社共通の経営理念「英国パブ文化の普及」をベースに、資産譲渡契約を結んだ。ピッグ&ホイッスルが英国から取り寄せた椅子やテーブル、シャンデリアなどの調度品や内装の雰囲気をそのまま残し、出店準備期間を短縮した。厨房やカウンター機器の入れ替えを行ったが、通常の新規出店に比べ出店コストは圧縮できたという。居抜き物件への出店は同社初の試み。

 メニューはオリジナルビール「ハブエール」(480円)やカクテル、ワインが中心。ほかに英国の代表的な家庭料理「THE フィッシュ&チップス」(580円)などフードも取りそろえる。来店客がレジで注文し、その都度会計を済ますキャッシュ・オン・デリバリー・システムを採用している。席数は80席で、店舗面積は52坪。20~30代のビジネスマンやOLをターゲットに据える。

 10月には横浜に出店、来年5月には名古屋と横浜に出店を計画しており、「居抜き物件への出店も積極的に取り組んでいきたい」(同社)としている。

 営業時間は17時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌2時まで)。

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