プレスリリース

【10/8は入れ歯感謝デー】歯科技工士不足の時代に 「伝統の職人技」×「最新デジタル」で挑む、みそらグループの現場改革

リリース発行企業:みそら株式会社

情報提供:

医療法人みそらグループ(所在地:大阪府箕面市、理事長:山川達也)は、10月8日の「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」に合わせ、グループ内の歯科技工所である「株式会社みそらデンタルラボ」での取り組みをご紹介いたします。



10月8日「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」とは?

10月8日は、「1(い)0(れ)8(ば)」の語呂合わせにちなんで、公益社団法人日本歯科技工士会によって制定された「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」です。
この日は、毎日のおいしく食べる喜びや楽しく会話できる日常を支える入れ歯・差し歯と、それらを作り上げる歯科技工技術へ感謝を伝える日として定められました。

日常で使われている入れ歯や歯の詰め物ですが、これらを実際に作っているのは誰かご存知でしょうか?
主にその製作や加工を専門に担っているのは、「歯科技工士」と呼ばれる職人です。
歯科医院と密に連携しながら、一人ひとりのお口に合わせたオーダーメイドの技工物を手作業やデジタル技術で丁寧に製作し、私たちの笑顔と健康を支えています。

高齢化と若手不足が進む、歯科技工現場の課題

しかし今、歯科技工士の減少と高齢化が深刻な課題となっています。
厚生労働省の資料によると、現場で働く歯科技工士の年齢構成はここ数年で大きく変化しています。

- 50歳以上の割合が年々増加し、全体の過半数(55.9%)へ
- 20代(29歳以下)の若手の割合が減り続けている


出典:厚生労働省「歯科技工士の業務のあり方等に関する検討会」各種資料をもとに作成

さらに、免許を持ちながら現場で働いている歯科技工士の割合は、わずか25.4%にとどまります。(令和6年時点)
また、働く歯科技工士の大半(約74%)が所属する「歯科技工所」は、その7割以上が1人だけで営業している小規模な事業所です。
こうした1人体制の現場が多い中で高齢化や後継者不足による閉鎖・廃業が進むと、「修理や製作を頼める人が近くにいない」、「対応までに長い時間がかかる」といった深刻な問題が生じてきます。
特に、自力で通院ができずご自宅や施設で療養されている高齢の方々にとって、入れ歯の製作や修理の遅れは、その日の食事や会話に直接関わる大きな問題です。

業界課題を解決する、みそらデンタルラボの新たな体制

医療法人みそらグループでは、こうした歯科技工士不足の課題に対し、ラボ内でのデジタル化と技術継承を推進しています。
1. 最新機材の導入による「短納期化」と「熟練技の継承・人材育成」
グループ内には、歯科技工物の製作・販売を担う「株式会社みそらデンタルラボ」があります。
国内の大半の技工所が1人体制である中、常勤6名(業務委託・非常勤含め計8名)の若手から経験30年以上のベテランまで幅広い世代の歯科技工士が在籍しています。
同ラボでは、自動で詰め物や被せ物の切削加工を行う最新モデルのマシンを導入。
手作業による工程を自動化することで作業効率を高め、短納期での供給や安定した品質管理を実現しています。
さらに、業界の課題である若手への技術継承として、顕微鏡と連動した大型モニターを設置。
繊細な調整や高精度な加工が必要な工程で、ベテランの精密な加工技術をライブで指導・共有し、人材育成に積極的に取り組んでいます。

ラボの様子


インプラント

レイヤードジルコニア

  症例・フルジルコニアクラウン

2. 訪問歯科との連携による精度向上とスピーディな対応
さらに、みそらグループでは、ご自宅や施設等への訪問歯科診療を行う「みそら訪問デンタルクリニック」を新たに開設いたしました(2026年10月1日)。
同クリニックは、デンタルラボと同一ビル内に併設されており、現場の歯科医師やスタッフと技工士が対面で密にコミュニケーションを取れる体制となっています。
診療現場からのダイレクトな声を技工物の精度向上に活かすとともに、訪問診療を必要とする患者様へ、よりスピーディで高品質な技工物をお届けできる連携モデルを目指していきます。

※みそらデンタルラボの技工物は、同一グループ内の訪問歯科だけでなく、地域・全国の一般歯科医院様からも幅広くご依頼・ご注文をいただいております。

株式会社みそらデンタルラボ 代表取締役 池本政直 コメント

歯科技工士の人材不足が進む今、昔ながらの「見て覚えろ」という教育だけでは、若い技工士を育てていくことは難しくなっています。
だからこそ当ラボでは、ベテラン技工士が培ってきた技術や知識をカリキュラムとして体系化し、誰もがオープンに学べる環境づくりに取り組んでいます。
また、デジタル機器も積極的に導入し、機械に任せられる工程は機械化することで、技工士にしかできない繊細で精密な作業に集中できる環境を整えています。
しかし、ただ効率化を追求すれば良いというわけではありません。
技工士として、何よりも大切にしなければならないのは「基礎」だと考えています。
私たちが製作する技工物は、単に見た目が美しい「補綴物」ではありません。
患者様の口腔内に入り、審美性だけではなく、機能性や耐久性に優れ、臓器のように身体の一部として長く機能するべきものだと考えています。
身体と自然に調和する「生体親和性」を追求し、患者様一人ひとりに本当に合ったものをつくる。
そのためには、確かな基礎があってこそ、その上に技術や知識、そして経験が積み上がっていくものだと思っています。
「患者様が笑顔や健康を取り戻し、充実した生活を送ることができるように」という想いを大切にして、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が一つのチームとして連携する、チーム医療の確立を目指しています。
私自身、そしてスタッフ一人ひとりがこの信念を共有し、これまで培ってきた基礎技術や知識を次の世代へしっかりとつないでいきたい。
技術を学び、知識を深め、経験を積み重ねる。そして、そこで得たものをまた次の世代へ伝えていく。
そんな技術と理念の循環を、これからも大切にしていきたいと考えています。

日本の歯科技工技術を、海外へ

さらに、みそらグループでは今後、海外からの歯科技工物の受注にも取り組んでいきます。
近年、口腔内スキャナーやCAD/CAMなどのデジタル技術の普及により、歯科技工は従来の「歯型を運ぶ」仕組みから、口腔内のデータをデジタルで送受信する仕組みへと大きく変化しています。
みそらグループでは、米国カリフォルニア州に歯科技工所「ARTIDENTAL LAB INC.」を展開しており、長年にわたり米国の歯科市場で歯科技工物の製作・販売に取り組んできました。
今後は、こうした米国で培ってきた顧客基盤や販売経験と、日本のみそらデンタルラボが持つ技術力・生産体制をつなぎ、海外から受注した歯科技工物を日本国内で製作し、海外へ届ける体制の構築を進めていきます。
デジタル技術によって距離や国境の制約が小さくなる中、日本の高い歯科技工技術を国内だけでなく海外にも届けることで、海外からの受注を日本国内の生産・雇用・技術継承につなげる、新たな歯科技工モデルを目指します。

日本の技術を、米国へ。そして世界へ。

株式会社みそらデンタルラボ概要

会社名:株式会社みそらデンタルラボ (旧 合同会社アーデントラボ)
代表取締役:池本 政直
設立年月:2023年1月6日 (2025年6月1日 医療法人みそらグループと合併)
事業内容:歯科技工物の製作・販売
所在地:〒567-0868 大阪府茨木市沢良宜西1丁目2-5 ヌーヴェレール南茨木II 203号
TEL: 072-665-5188
FAX: 072-665-5187
受付時間: 平日 9:00〜18:00
Email: info@misoradentallab.jp
Webサイト:https://www.misoradentallab.jp/

みそら訪問デンタルクリニック概要

名称: みそら訪問デンタルクリニック
開設者: 医療法人みそら
院長: 芝 美咲
開設日・診療開始日: 2026年10月1日
診療内容: 訪問歯科診療
訪問先: ご自宅・高齢者施設等
所在地: 〒567-0868 大阪府茨木市沢良宜西1丁目2-5 ヌーヴェレール南茨木II 301号
TEL: 072-646-8528
FAX: 072-646-8529
受付時間: 平日 9:00〜18:00
Email: info_dental@misoragroup.com
Webサイト: https://dental.misoragroup.or.jp/
訪問対象エリア: 拠点から半径16km以内。茨木市・吹田市・摂津市・高槻市・箕面市・豊中市・枚方市の一部地域など
※訪問可能地域についてはお問い合わせください。

ARTIDENTAL LAB INC. 概要

会社名:ARTIDENTAL LAB INC.
代表者:Koji Yamakawa R.D.T.
設立年月:2018年8月28日
事業内容:歯科技工物の製作・販売
所在地:2100 Main St., Suite 101, Irvine, California 92614 U.S.A.
Email:info@artidentallab.com
Webサイト:https://www.artidentallab.com/

医療法人みそらグループについて

医療法人みそらグループは、「利他の精神を胸に、慈愛・安心・希望の医療を届け続ける」を理念に、在宅医療を中心とした医療・介護サービスを展開しています。
訪問診療をはじめ、訪問看護、訪問介護、リハビリテーション、居宅介護支援(ケアプラン)、訪問歯科診療など、在宅療養に関わる複数の領域を展開。多職種や地域の関係機関との連携を通じて、患者様・利用者様の状態や生活環境に応じた在宅療養を支える体制づくりを進めています。
「どこで過ごしたいのか」「どのように暮らしたいのか」「何を大切にしたいのか」といったご本人・ご家族の思いを伺いながら、一人ひとりの状況に応じた医療・ケアの提供に取り組んでいます。

医療法人みそら
代表者: 理事長 山川 達也
理念:「利他の精神を胸に、慈愛・安心・希望の医療を届け続ける」
事業内容: 在宅医療(訪問診療)、外来診療、救急往診、オンライン診療、リハビリテーション、訪問歯科診療
Webサイト: https://misoragroup.com

みそら株式会社
代表者: 代表取締役社長 山川 孝始
事業内容: グループマネジメント、訪問看護、訪問介護、リハビリテーション、居宅介護支援、歯科技工、ITソリューション、マーケティング・制作・広報、福祉用具レンタル、物販、人材教育、海外事業
Webサイト: https://misoragroup.co.jp/

報道関係者からのお問い合わせ先
広報窓口:みそら株式会社
担当:堀川
E-mail : info_misora@misoragroup.com
TEL : 072-736-8466
Web : https://misoragroup.co.jp/