南船場で「紙の時計」展-12種類の紙を使った51種類の文字盤を展示

51種類の時計を展示する

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 紙の開発、流通などを手がける平和紙業が運営するギャラリー「ペーパーボイス大阪」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6262-4540)で現在、企画展「着せ替え時計 TIME FACE PAPER CLOCK展」が開催されている。

脚が時計の針になっている「ピクトマン」

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 同展は、タイポグラフィーを発展させるために発足し、デザイナーなど200人以上が所属するNPO法人「日本タイポグラフィ協会」(東京都中央区)が主催するもの。1月に「ペーパーボイス東京」(東京都中央区)で行った内容の巡回展となる。

 会場には、同協会に所属するグラフィックデザイナーやイラストレーター、ライターなどが手がけた「紙の時計」51点が並ぶ。文字盤は12種類から選んだ紙でできているほか、デザインもピラミッドをモチーフにしたものや、長針と短針を脚に見立て、時間によって人がジャンプしているように見えるものなどさまざま。各作品には実際にムーブメントが取り付けられ、針が動く。

 同協会で関西での委員長を務める西村雄樹さんは「新聞や雑誌、商品パッケージなどに文字はなくてはならないもの。文字にみせられ、文字による表現の向上や文化の発展を目指した活動をしている。デザイナーが個人で展示会を開くのは難しいので、今後もこのような気軽に参加できる場を提供していきたい」と話す。

 開催時間は9時~17時(最終日は15時30分まで)。土曜・日曜定休。3月18日まで。

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