ホテル日航大阪、客室の半数を全面改装-訪日外国人、ファミリー層に対応

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 ホテル日航大阪(大阪市中央区西心斎橋1)が本年度下期から、客室の約半数を開業以来初めて全面改装する「客室改装3カ年計画」を始める。

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 同ホテルでは、今年4月にユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアライアンスホテルに加盟したことから、ファミリー層の需要に応えるため今年5月、シモンズ社のスタッキングベッドを設置したトリプルルーム54室を増室。訪日外国人の宿泊が増えたことを受け、これまで朝食は和定食のみだったが、今年3月から「朝食で和食に親しんでもらいたい」と和食のビュッフェの提供を開始し、いずれも好評という。

 今回は20階以上の客室を改装。これまでも部分的なリニューアルはしてきたが、水回りも含め全面改装するのは開業以来32年ぶり。ビジネスパーソンや訪日外国人、ファミリーなど、多様なライフスタイルや求められる多機能のニーズに対応していくという。「内装はホテル目の前の御堂筋を現代風に解釈したデザインを取り入れる」(セールス&マーケティング部の鬼村知恵さん)という。来年の2月か3月、20階をリニューアルオープンする予定。

 マーシャル総支配人は「今、大阪は日本で最も注目されている都市。国内外のゲストが増えることをビジネスチャンスと捉えており、より快適なおもてなしを提供したい」と話す。

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