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新町のホテルでグアテマラの民族衣装を展示販売-関西初開催

デザイナーの大久保綾さん(左)とマネジャーの高崎真理子さん(右)

デザイナーの大久保綾さん(左)とマネジャーの高崎真理子さん(右)

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 大阪・新町のデザイン・ホステル「HOSTEL 64 Osaka(ホステルロクヨン大阪)」(大阪市西区町3、TEL 06-6556-6586)2階ロビーで2月1日、グアテマラの民族衣装や手織物の展示・即売イベント「グアテマラの人と手仕事-色と糸展-」が始まった。

4シリーズの織物で商品展開

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 グアテマラの織物を使ったオリジナル布小物を展開するブランド「ilo itoo(イロイトー)」は、青年海外協力隊としてグアテマラに派遣された経験を持つ、デザイナーの大久保綾さんとマネジャーの高崎真理子さんが立ち上げたもの。現地の製作グループが織りと縫製した品を輸入しており、「流行に左右されないずっと使い続けたいシンプルなもの」をテーマに、生活に色と喜びを与えてくれるモノづくりを目指す。

 関西で初めて開催された同イベントには、民族衣装、バッグ、帽子、ネクタイ、ストールなど約100点が並ぶ。織物は、「ウィピル」と呼ばれる民族衣装の上衣の古布で、「縫い取り織」というグアテマラの代表的な手法を使ったものや、「コルテ」と呼ばれる民族衣装の腰巻布として使われている古布でカラフルなボーダーにグアテマラ特有の絣模様が入ったものなど4シリーズで展開。商品は全て手織り物で、ほぼ一点もの。大久保さんは「ごてごてしたデザインにせず、布が生きるようなデザインを心掛けた」と話す。

 大久保さんと高崎さんは「現地の織物の良さをイベントに来てもらいに直接話したい。既製品があふれる中、手作りの温もりを直接見て感じてほしい」と話す。

 2月10日20時~22時には、中米を題材にした映画を上映する「Cinema cafe」、11日15時~17時には、革とグアテマラアンティーク帯を使ったベルトを作るワークショップ、同日16時30分~22時には「よっちゃんのネイル喫茶」によるグアテマラ伝統織模様をデザインするネイルカフェも開く。

 開催時間は15時~23時(金曜・土曜は翌1時まで)。2月11日まで。

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