なんば高島屋で「ウルトラセブン」展 主人公「モロボシ・ダン」に焦点

巨大ジオラマは圧巻のスケール

巨大ジオラマは圧巻のスケール

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階グランドホールで8月2日、ウルトラセブンの魅力を巨大ジオラマや写真パネル、映像などで紹介する展示会「ウルトラセブン 放送開始50周年記念 ~モロボシ・ダンの名をかりて~」が始まった。

モロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さんのトークショーの様子

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 1967(昭和42)年に放送開始した「ウルトラセブン」は、M78星雲・光の国の宇宙軌道図作成委員の一人で、恒点観測員340号と呼ばれている主人公が地球を訪れた際に、その美しさと人々の素晴らしさに感銘を受け、地球を狙う侵略者と戦うというストーリー。同展では、ウルトラセブンの魅力を、主人公のモロボシ・ダンを通して伝える。

 展示の目玉は、第8話「狙われた街」でメトロン星人とウルトラセブンが川を挟んでにらみ合う様子を再現した、幅6メートル、奥行き5メートル、高さ2.3メートルの巨大ジオラマ。そのほか、ウルトラ警備隊と出会い、人間の姿「モロボシ・ダン」となった経緯の紹介や、等身大のモロボシ・ダン人形の展示、ウルトラ警備隊の「ウルトラホーク」「マグマライザー」などのスーパーメカや地球防衛軍極東支部の模型の展示、「エレキング」「ピット星人」「ニセ・ウルトラセブン」など約20体の侵略者の人形の展示も。

 初日の2日には、モロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さんのトークショーとサイン会も開かれた。森次さんは当時24歳で主人公を演じ、「あっという間の50年だった。今でもウルトラセブンが生き続けているのはすごい」と言い、「北海道からかばん2つを持って東京に出てきた自分と、風来坊のモロボシ・ダンには似ている部分がある」「正義感と勇気があれば、希望が出てくる」「ウルトラセブンに出会えて自分も大人になれた面もある」などと話した。11日にはアンヌ隊員役のひし美ゆり子さんもトークショーを行う。11時~、15時~。当日9時30分から1階西入口で整理券を配布する(各回先着50人、公式ブック=2,160円の購入が必要)。

 入場料は、一般=800円、大学・高校生=600円、中学生以下無料。入場時間は10時~19時30分(4日・5日・11日・12日は20時まで、13日は16時30分まで)。13日まで。

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