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高島屋大阪店で「ランドセルフェスティバル」 500点集め「ラン活」応援

さまざまなモデルをそろえたと話すバイヤーの柿木啓司さん(右)

さまざまなモデルをそろえたと話すバイヤーの柿木啓司さん(右)

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 ランドセル販売会「ランドセルフェスティバル」が3月25日から3日間、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催事場で開催される。

ナイロン素材で軽量化した「フィットちゃん×タカシマヤ」

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 年々開始時期が早くなっているランドセルを購入するための活動「ラン活」の場を提供しようと、初開催する同イベント。来年4月の小学校入学に向けて一度にたくさんのランドセルを比較検討できるようにと、企業や工房と共同で製造した「タカシマヤモデル」をメインに500点のランドセルを販売する。

 同店のランドセルアドバイザーを務める東善広さんによると、学習指導要領の変更により教材の量やタブレットの活用が増え、「軽さ」を意識したランドセルが注目されているという。軽量モデルは、廃棄されるはずだった米沢牛革をかぶせと肩ベルトのみに使ったハイブリッドモデル(8万8,000円)やかぶせの長さを短くしナイロン素材にすることで重さ約1050グラムに抑えた「フィットちゃん×タカシマヤ」(6万6,000円)、廃棄漁網を再利用して作った「豊岡鞄(かばん)」の「UMI(ウミ)」(4万9,500円)などをそろえる。

 ピンクベージュやミントなどパールカラーのランドセルにリボンやハート型のチャームを付け外してカスタマイズできるモデル(8万2,500円)やかぶせの表面に南海電車の特急・ラピートを描いたコラボモデル、ラルフローレンやアニエスベーなどアパレルブランドとのコラボモデルも販売する。

 会場には、桜並木や小学校の教室をイメージしたフォトスポットを設置。ランドセルの歴史を知ってもらおうと、ブリキ製や紙製など昔のランドセルを展示するスペースを設ける。

 バイヤーの柿木啓司さんは「3年ぶりに行動制限がないラン活商戦を迎える。6年間使う物だからこそ、実物を見て、背負って、触れて、ぴったりの物を選んでもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~19時(最終日は18時閉場)。

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