株式会社My Land(本社:大阪府大阪市、代表取締役:住吉 彩)は、健康を一人ひとりの知識や意識、努力だけに委ねるのではなく、生活者が日常の中で自然により良い選択をしやすい環境をつくる「健康インフラ」の社会実装に取り組みます。
健康に関する商品やサービス、情報が数多く存在する一方、生活者自身が情報を探し、理解し、自分に合うものを判断し、行動を継続することが求められています。My Landは、この構造を「本人が健康について学び、行動できること」を前提とした仕組みとして捉えています。
そこで、健康について強く意識している人だけが専門家へアクセスするのではなく、食品を選ぶ、商品を買う、サービスを利用する、職場や地域で過ごすといった普段の暮らしそのものに食と健康の専門性を組み込むことを目指します。
2026年9月8日から始まった、NPO法人ETIC.とパートナー企業が運営する「2026年度 社会起業塾イニシアティブ」のスタートアップコース特別メンバーにも採択。社会課題の構造と事業としての持続可能性の両面から、「健康インフラ」のあり方を検証していきます。
健康になるために、「健康に関心を持つこと」から求められる社会
食事、運動、睡眠など、健康に関する情報は日々発信されています。
しかし、情報が存在することと、生活者が実際により良い選択を続けられることは同じではありません。
「どの情報を信じればいいのか」
「自分には何が必要なのか」
「分かっていても続けられない」
健康のためには、まず本人が健康に関心を持ち、情報を探し、自分で判断し、生活を変えることが求められます。
My Landが問い直したいのは、この前提です。
健康でいるための選択を、本人の知識や意志の強さだけに委ねるのではなく、
日常生活の中に、自然と健康につながる選択肢が用意されている状態をつくれないか。
その考えから生まれたのが、My Landの「健康インフラ」という構想です。
「相談に来てもらう」のではなく、生活の中に専門性を届ける
My Landが目指す「健康インフラ」は、新たな健康施設や相談窓口を増やすことだけを意味するものではありません。
例えば、
- スーパーでいつもの買い物をする
- 食品や日用品を選ぶ
- 企業の商品・サービスを利用する職場で働く
- 地域のイベントに参加する
- WebやSNSから情報を得る
こうした生活者の日常接点の裏側に、食と健康の専門家の知見が自然に組み込まれている状態を目指しています。
生活者が「管理栄養士に相談しなければ」と思って行動を起こさなくても、普段選んでいる商品やサービス、体験そのものが、より良い選択につながっていく。
My Landでは、この環境を企業や専門家とともにつくることを「健康インフラ」の社会実装と位置付けています。
健康支援の起点を「人」から「環境」へ
これまでMy Landが掲げてきたのは、「健康な時から管理栄養士と出会える社会」です。
今回、この考えをさらに掘り下げたことで見えてきたのが、
必ずしも生活者本人と管理栄養士が直接会わなくてもよいということでした。
企業の商品開発に管理栄養士の視点が入る。
スーパーの売場づくりに生活者の健康課題が反映される。
サービス設計の段階から「どのような選択をすると生活者の暮らしがより良くなるか」を考える。
そこに専門性が生かされていれば、生活者は専門家の存在を意識しなくても、その知見に触れることができます。
「専門家に相談できる人を増やす」だけではなく、
専門家に相談しなくても専門性の恩恵を受けられる環境を増やす。
これが、My Landが「健康インフラ」で目指す方向です。
My Landは、企業・専門家・生活者をつなぎ、企業がすでに持っている商品、サービス、店舗、顧客接点などに、食と健康の専門性を組み込む役割を担います。
企業が抱える事業課題と、その先にいる生活者の課題を整理し、必要な専門家を選定。企画、調査、商品・サービス設計、コンテンツ、イベント、実行、検証・改善までを企業とともに進めます。
現在は全国約170名の管理栄養士ネットワークを活用し、食品・ヘルスケア・小売・メディアなどで企業との取り組みを行っています。

私は病院の管理栄養士として働き、1,000人以上の患者さんと関わってきました。
その中でずっと感じていたのは、「私たちが出会うのは、なぜ病気になってからなのだろう」ということでした。
ただ、事業を続ける中で、もう一つ気づいたことがあります。
健康な時から管理栄養士に相談してほしいと言っても、健康に困っていない人ほど、わざわざ相談には行きません。
健康情報を届けても、それを見るのは健康への関心が高い人が中心です。
それなら、人を相談場所に連れてくることだけを考えるのではなく、
人が普段生活している場所の方に専門性を持っていけばいい。
スーパーで買い物をするとき、いつもの商品を選ぶとき、会社で働くとき。本人が「健康のために頑張ろう」と強く意識しなくても、その選択の先に専門家の知見がある社会をつくりたいと思うようになりました。
私自身、入院していた祖父が久しぶりに「食べたい」と口にしたものを用意したにもかかわらず、食べることができないまま亡くなった経験があります。
食べることは栄養を摂るだけではありません。楽しみでもあり、人との時間でもあり、その人らしく人生を生きることでもあります。
だから私たちは、病気にならないことだけをゴールにはしていません。
誰もが、自分らしく人生を味わい続けられること。
そのために、健康を一人ひとりの努力だけに頼るのではなく、社会の仕組みとして支えられる状態をつくっていきたいと考えています。
株式会社My Landは、2026年度「社会起業塾イニシアティブ」のスタートアップコース特別メンバーに採択されています。
事業テーマは「健康な時から、管理栄養士と出会える社会へ」。2026年度は子育て、教育、医療・介護、文化継承、国際協力など、多様な社会課題に取り組む団体が参加しています。
My Landでは社会起業塾での約7か月を通じ、
「誰の、どのような状態を変えるのか」
「どこまでを企業が担い、どこを専門家が担うのか」
「社会的価値と事業としての価値をどう両立するのか」
を検証します。
単発の啓発活動ではなく、企業活動として継続でき、日常の中に定着していく仕組みへと発展させていきます。
My Landは今後、食品・ヘルスケアに加え、小売、美容、介護、働く場、地域など、生活者の日常接点を持つ企業・団体との取り組みを広げていきます。
また、「健康インフラ」を理念だけで終わらせず、実際の企業プロジェクトを通じて、
- 生活者の行動や意識にどのような変化が生まれたのか。
- 企業にどのような事業価値が生まれたのか。
- 管理栄養士などの専門家がどのような役割を担えるのか。
を検証し、再現可能な事業モデルとして構築していきます。
株式会社My Landは、企業・専門家・生活者をつなぎ、日常の中に健康インフラを実装するヘルスケア企業です。
全国約170名の管理栄養士ネットワークを活用し、ヘルスケア事業開発支援、管理栄養士キャスティング、管理栄養士との共創プラットフォームを展開しています。
企業の課題整理から、商品・サービス設計、調査、専門家選定、コンテンツ制作、イベント、実行、効果検証までを支援しています。
会社名:株式会社My Land
代表者:代表取締役 住吉 彩
設立:2024年10月17日
所在地:大阪府大阪市鶴見区放出東3-21-40 ローレルコート放出205 大阪信用金庫 夢はなて
事業内容:ヘルスケア事業開発支援/専門家活用支援/共創プラットフォーム運営
Web:
https://www.myland-inc.com
株式会社My Land
担当:住吉 彩
E-mail:pr@myland-inc.com
Web:
https://www.myland-inc.com