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長堀橋に「ぶっかけタイ飯屋タマダー」-屋台を再現、トゥクトゥクも

「ぶっかけタイ飯屋 タマダー」の店舗外観

「ぶっかけタイ飯屋 タマダー」の店舗外観

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 長堀橋駅近くに6月28日、タイ料理店「ぶっかけタイ飯屋 タマダー」(大阪市中央区南船場1、TEL 06-6121-6979)がオープンする。飲食店経営を手掛けるプーク クリエートサービス(同)が運営する。

店内の様子

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 タイの屋台や市場にある「カオラートゲーン(ぶっかけ飯屋)」を再現した同店。カオ=ご飯、ラート=載せる、ゲーン=カレーの意味で、もともとはカレー店を指す言葉だったが、最近では炒め物や揚げ物などさまざまな総菜を置く店のことを指すという。

 メニューは日替わりで、トムヤムクン、カナーと豚の炒め物、豚とタケノコのレッドカレー炒め、カニのカレー炒め、ガイヤーン(焼き鳥)、コームーヤーン(トントロ焼き)、ナムトック(トントロスパイシー焼き)など、タイ人の調理師が20種類以上を提供する。ご飯の横に総菜を盛り付けるスタイルで、総菜2品=500円、同3品=700円。

 ディナータイムには、チムチュム(鍋料理)、ムーガタ(焼き肉)も、2人前1,980円で提供する。ドリンクは、タイビールのシンハー、チャーン、リオを、小瓶(450円)・大瓶(1,000円)で提供、テーブルに設置するタイ製卓上サーバーにセットして注ぐことができる。

 7月下旬から、トゥクトゥク2台による移動販売も予定。四ツ橋駅近くのタイ王国政府観光庁が入居するビル前など、大阪市内で販売を行う。1台がグリーンカレー、レッドカレー、カオソーイのカレーを提供し、もう1台がカオラートゲーンを提供するという。

 店主のたまさんは「タイ料理に限らず、外国料理(の値段)が高いことに常日頃から不満を感じていた。タイ人留学生が、日本ではタイ料理レストランが高くて食事ができないことを知り、何とか安いタイ飯屋を開こうと決意した。屋台スタイルにし、トゥクトゥクでの移動販売を行うことで、タイ人が通常食べている量・価格に近づけた」と出店の経緯を話す。

 今後、多店舗展開を予定しており、「まずは大阪で安いぶっかけタイ飯屋を広げ、関東にも展開したい。どこまで現地のスタイルが通用するかわからないが、できる限り現地そのままでやっていきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。28日・29日は先着100人限定で無料試食会を行う。1人2品の総菜と、タイビールのセットを無料提供する。

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