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アメ村で「みん経ナイト」-編集長7人が一堂に、取り組みなど語る

8月19日に行われた「みん経ナイト」大阪版には、関東圏と関西圏から7人のみん経編集長が出演した

8月19日に行われた「みん経ナイト」大阪版には、関東圏と関西圏から7人のみん経編集長が出演した

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 アメリカ村のカフェ「digmeout ART & DINER」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6213-1007)で8月19日、国内外66カ所で地域情報サイトを展開する「みんなの経済新聞」のトークイベント「みん経ナイトin大阪」が行われた。

各編集部の取り組みを紹介

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 「みんなの経済新聞ネットワーク(以下、みん経)」は、「街の記録係として、ハッピーニュースを発信する」をコンセプトに、ビジネスニュースからイベント情報、飲食店のオープン情報まで幅広く発信する地域情報サイトのネットワーク。2000年4月に開設されたシブヤ経済新聞を皮切りに、ヨコハマ経済新聞(2004年)、六本木経済新聞、天神経済新聞(以上、2005年)と国内外へ広がりを見せ、8月現在、国内=62エリア、海外=4エリアの計66カ所で展開する。

 同イベントは、みん経各エリアの編集長が出演し、各編集部の取り組みや運営方法を紹介するトークイベント。今年6月に東京・お台場で行われた「みん経ナイト」の大阪版として、なんば経済新聞が企画、ユーストリーム番組「なんばTV」がイベントの生中継や司会進行役を務めた。

 当日は2部構成でトークを展開。第1部は、みん経の創始者でシブヤ経済新聞編集長の西樹さんが「街で起きている変化を一駅ぐらいの単位で捉えられたらいいなという思いを形にした」というサイト開設のきっかけや、その後のネットワークの広がり、外部サイトへのニュース配信について語ったほか、品川経済新聞の宮脇淳編集長がみん経の「スピンオフ企画」として昨年6月にオープンしたリヤカー式書店「リヤカーブックス」を紹介。「取材先から尋ねられることが一番多い」(なんば経済新聞・後藤大典編集長)というみん経の仕組みをひもといていった。

 第2部は関西圏の事例紹介として、なんば経済新聞・後藤大典編集長、京橋経済新聞・河野純基編集長、共に大型商業施設の開業・増床が相次ぐエリアで取材を続ける梅田経済新聞・和田京子編集長とあべの経済新聞・新城重登編集長、ユーストリーム番組で週刊ニュース「姫路経済新聞ニュース」を配信している姫路経済新聞・福田功介編集長の5人が出演。話題になる街ネタの見つけ方、各編集部の取り組みや取材の裏話、編集長が選ぶ話題の街ネタを紹介した。

 トーク終了後、再度登場した後藤大典編集長は「少しでも多くの方にみん経の取り組みを知っていただきたいという思いで企画した。いつもは取材をする側で、自分たちが前に出てくるということがあまりないので、ちょっと照れくさいところもあった。でも、実際にこうして街に出て行って仕掛けることで何か変わっていけば」と締めくくった。

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