見る・遊ぶ 暮らす・働く

「ボダイジュ エキスポ」開催決まる-心斎橋のホテル全館使いアートイベント

イベントを企画する仲村伊太利さん(右から2人目)と、ニューオーサカホテル心斎橋総支配人の松田大輝さん(左端)

イベントを企画する仲村伊太利さん(右から2人目)と、ニューオーサカホテル心斎橋総支配人の松田大輝さん(左端)

  • 0

  •  

 ニューオーサカホテル心斎橋(大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-6121-5555)で2012年11月24日・25日、ホテルの全客室を使用したアートイベント「ボダイジュ エキスポ」が開催されることが決まった。

ホテル客室を使い、アート作品を展示する

[広告]

 扇町で「アーティストが集まるカフェ」として知られる「Bodaiju Cafe(ボダイジュカフェ)」(北区)を経営する仲村伊太利さんが企画する同イベント。仲村さんは同カフェを拠点に、大阪を中心とするアーティストにさまざまな支援を行っており、昨年12月にはラマダホテル大阪(北区)とコラボし、同ホテル5階の50部屋を使い、50組のアーティスト作品を展示するイベント「ボダイジュ フェスタ2010」を開催、2日間で2000人以上を動員した。

 今回開催が決まった「ボダイジュ エキスポ」は、ニューオーサカホテル心斎橋の全客室119部屋のほか、地下のバンケットルーム、エントランスなど、ホテル全体を使って行うもの。仲村さんが「アーティストを支援しているホテル」がないかと探したところ同ホテルを見つけ、話を持ち掛けた。

 同ホテル総支配人の松田大輝さんは「搬入準備を含めて3日間、ホテルの通常営業は休むことになるが、売り上げはどこかで作ればいいこと。アメリカ村や難波、心斎橋かいわいが落ち込む中、写真や音楽、アートなどを通じて発信し続けていきたい」と話す。同ホテルでは1年半前からロビー壁面をギャラリーに見立て、写真家の作品を展示するなどの活動に取り組んでいる。

 119部屋のうち100部屋を100組のアーティストに貸し出し、自由な方法で作品展示、インスタレーションなどで使ってもらう。フロアごとにジャンルは設けるが、どの部屋にどのアーティストが出展しているかはドアを開けるまで分からないという。「100組のアーティストを集めたいが、クオリティーを下げたくないので、この1年間で見つけられるだけでいいと考えている。世界一のエンターテインメントを目指したい」と意気込む。目標来場者数は5000人。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース