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大丸心斎橋店で「知的障がい者・有名パティシエ・絵本作家」コラボスイーツ

パッケージにもこだわり商品力を高めた

パッケージにもこだわり商品力を高めた

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 大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231)本館地下2階食品売り場で10月30日、知的障がい者と有名パティシエ、絵本作家がコラボレーションし作ったスイーツを販売する「テミルプロジェクト」の催事出店が始まった。

有名パティシエの指導によりスイーツのクオリティーも高い

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 デザインを通して健常者と障がい者が共存できる社会を目指す事業を展開するテミル(東京都港区)が手掛ける同プロジェクト。有名パティシエが開発したレシピを基に、社会福祉法人などの施設に勤務する知的障がい者がスイーツを作り、絵本作家などによるパッケージデザインで商品を包み販売する。これにより商品力を高め、賃金の確保をしようというビジネスモデルが評価を受け、2011年度にはグッドデザイン賞を受賞した。

 販売するのは、全国7カ所の福祉施設で製造した焼き菓子を中心としたスイーツ。クラブハリエの山本隆夫さんとイラストレーターの西内としおさんがコラボした「いずのみ家のマドレーヌ」(150円)、「いずみの家のフィナンシェ」(同)、エスコヤマの小山進さんとイラストレーターのシィ・クリエイティブがコラボした「生キャラメル」(700円)など13種類。いずれもパッケージにこだわり、女性客からの人気が高い。

 同店では昨年もテミルプロジェクトの催事出店を行い、人気を博した。広報担当の荻野佳子さんは「昨年の出店で、リピーターも多く、ビジネスとして成立することが分かった」と話す。

 営業時間は10時~20時30分。11月5日まで。

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